ソーサリス、本日行われた東京競馬第11R府中牝馬Sに出走しました。
愛知杯優勝の勢いをかって出走するはずだったマーメイドSを出走取消、
そのまま休養となり、ソーサリスは4か月ぶりの復帰戦。
目標となるエリザベス女王杯のためには何としても賞金加算したいところ。
そのステップレースのはずが入厩が遅くなり急仕上げが否めず、また、
いつもの佐藤哲三騎手からの乗り替わりと不安面が大きく、どのような
レースをみせるかに注目。
ということで、何と言っても重賞レース、これまでの現地観戦皆勤のため、
私もソーサリスと同じく初めての東上での現地観戦となりました。
ソーサリス、競馬ブックの予想では全くの無印、人気は単勝11番人気の
低評価で、やはりやむを得ないところか。
さてパドック、馬体重は前走比変わらず。
周回はいつもの入れ込み気味の雰囲気がなく大人しい感。
馬場入りでは他の馬がさっ返し馬に入るのに、ソーサリスは
トコトコと静かに歩いていき促されるように返し馬に。
何かやる気を感じさせず不安を感じる状態。
さて、レースはそろったスタートから2号馬オースミハルカが先行、
ソーサリスは中団後方に位置取り、前から10番目くらいでレースを運びます。
後方での位置取りも、さらに後方にダンスインザムード、スティルインラブと
強豪勢が待機、そろって直線での追い込みを期待しながらレースを注視。
ところが府中名物の長い直線に入って先行勢がペースアップするも
ソーサリス、いつもの追い込みが出ず後方のまま。
直線でヤマニンアラバスタが抜け出して優勝、先行勢に遅れて
結局ソーサリスは13着で入線と全くいいところなく敗退してしまいました。
体調面で不安も、勝ち負けはともかく、掲示板くらいはと思っての
観戦でしたが、継続していた掲示板を外し、惨敗に終わってしまいました。
レース終了後、スタッフ氏に話を伺うと、佐々木師は稍重の芝のため
脚運びが…というコメントだったそうですが、身体ができていなかった
のは明らかだったようです。
素人目にも覇気がなかったのも頷けます。
気になる今後ですが、エリザベス女王杯はおそらく無理なので
福島記念を照準にするようです。
小回りで荒れ気味の馬場が向いている、ということのようですが、
夢のGI出走が果たせそうになく残念な次第です。
今回は残念な結果に終わりましたが、早く立て直して、次走は好走を
期待したいものです。