薔薇乙女散る
フロイラインローゼ、7日(日)の小倉競馬第3R牝馬限定の3歳未勝利戦芝1800mに出走しました。
前走で6着に終わり優先出走権を逸してしまい、通常の未勝利戦の最終開催日のレースに出走となったフロイラインローゼ、ここで5着内に入らないとスーパー未勝利戦にも出走できない崖っ淵の最後の一戦の出走。
私は何とか勝ち上がりを願って、またも現地観戦。
パドックのフロイラインローゼ、馬体重は前走比+2キロの424キロと心配された馬体減はなく、前走から中5週、ここを狙ってきっちり仕上げてきた感じの好馬体。
競馬ブックの予想では◎もある本紙△の評価、人気は分かれて、パドック周回開始時は単勝1番人気、次第に下がって単勝8.3倍の5番人気に。
さてレース、各馬そろったスタートでしたが、フロイラインローゼは控えて最後方に下がります。
荒れた最内の馬場を嫌っての最後方待機と予想通りのスタートでしたが、集団からやや離され、少し離されすぎではと心配になるほどの差が開いて1~2角を周ります。
向正面でじりじりと前方との差を縮めて3角に入るところで集団に追いつきます。
3~4角を大外で周って先行集団を追い上げ、直線に入りますが、脚がなく、数頭を交わしただけで、最終的に13着に終わりました。
勝ち上がりをかけた最後の一戦でこれまでにない惨敗を喫してしまい、これで一巻の終わり。
この一戦にかけて間を置いて充分仕上げてきただけに、全くもって残念な結果に。
比較的じっくりときたものの春からの連戦で疲れが溜まっており、函館当たりがピークだっだのかもしれません。
私の出資馬で初勝利をかけて最後の最後まで走った馬は初めてでしたが、応援も叶わず、勝ち上がることができませんでした。
フロイラインローゼは2着以下5回も入着があり、獲得賞金が未勝利戦賞金の500万円をはるかに突破していただけに、残念至極。
そもそも、私の出資馬で入着までして未勝利に終わった馬も初めてのこと。
これまでの未勝利馬は全くいいところはなく負けて早々に見切られての引退ばかりでした。
フロイラインローゼは昨年夏にデビューし、2走目で早々に3着に入ったときにはすぐに勝ち上がると思いましたが、省みれば、馬インフルエンザによる開催中止を挟んだり、乳房炎などによる長期離脱が悔やまれてまりません。
この春の復帰以降も堅実な走りを見せていたので、いつかは勝ち上がることができると半ば楽観視していましたが、なかなかうまくいかないものです。
やはり勝てるときにさっさと勝っておかないと後々厳しいということでしょうね。
さて、ラフィアンではこれで間違いなく引退決定ですが、社台・サンデーでは500万条件で、地方転籍という馬もいます。
とはいえ、フロイラインローゼはさすがにここで引退かと思います。
今後は、無事に繁殖に上がれるのか、それとも地方競馬に売却されるのかが最後の関心事。
これまでダート出走はなく、適性もないと思われるので、地方競馬への売却はないと思いますが、果たして…
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