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セゾン会報に寄せて

セゾン会報の河村清明氏の連載記事「一口馬主の掟」に関して一言、いや一文を。
先週の古い話題を蒸し返すようですが、旅行中で書けなかったので、ご容赦を。

セゾン会報のこの連載記事は、一口馬主のセゾン君と河村氏の会話形式で、競馬界のことを紹介するというものなのですが、今月号は「文句を押し通したいのなら本物の馬主を目指すべき」というタイトルで、自分の出資馬の不甲斐なさに文句を言っているセゾン君に、河村氏が、牧場、厩舎等の関係者の苦労も知らないで文句を言うな、とたしなめるというものでした。

タイトル通り、本来の馬主でもなんでもない一口馬主クラブの会員が競馬のことで文句を言うな、というのは、至極真っ当なことです。
しかし、一口馬主クラブの会員が一時の感情で色々と文句を垂れるというのはありがちで、それに対して本気で反論されても…というのが正直なところです。
何よりも”馬主ごっこ”を売りにしている一口馬主クラブが言うべき言葉ではありません。
端的にいって、商売として、一口馬主クラブが会員にそれを言ったらおしまいです。

私がこの記事を読んで、何よりも呆れたのは、河村氏の関係者への擁護姿勢です。
頑張っているのだから文句を言うな、アマチュアならいざ知らず、プロ競技でこれを言ったらそれこそ終わりです。
プロ競技は過程ではなく結果が全てです。

どれだけ頑張ってもより強いものには負ける、さらには実力がありながら運悪く負けることもある等々、その真剣勝負、そこから生み出される数多くのドラマにファンは魅せられるはずです。
特に競馬は、負ければ処分というギリギリの勝負をかけた競走馬のレースであり、さらには単なる応援だけではなく、ファンがギャンブルとして大事なお金をかけた究極のプロ競技のはずです。
にもかかわらず、頑張っているのだから文句を言うな。
これはとてもプロ競技に関わるライターとは思えない言葉です。

私自身河村氏本人とも話をしたことがありますし、ラフィアン会報の文章を読んで、常日頃河村氏がラフィアンの提灯ライターと言われていることを実感していましたが、この記事を読んで、ラフィアンに及ばずその業界寄りの姿勢を痛感し、呆れて果ててしまった次第です。
繰り返しますが、他のプロ競技でファンに対してこんな莫迦な言葉を吐くライターがどこにいるでしょうか。

この記事を通じて、こんな文章を掲載したセゾンというクラブから一気に関心が失われてしまったのは私だけではないようです。
また、こんな莫迦なライターが生活できる競馬サークルというものにも、疑問を感じざるを得ません。
競馬サークルは優勝劣敗のプロの世界ではなく、身内で仲良くやって、お互いをかばいあう閉鎖社会なのでしょうか。

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