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エプソムに処分勧告

一口馬主掲示板の書き込みで知ったのですが、証券取引等監視委員会が一口馬主クラブのエプソムを検査した結果、金融商品取引業者に係る法令違反等の事実が認められたので、内閣総理大臣及び金融庁長官に対して、行政処分を行うよう勧告したようです。

金融庁の公式サイトの勧告書をみると、

(1)資金の分別管理の規定もなく、分別管理ができていない。
(2)会員との契約内容とは異なる業務が行われていた。
 ①賞金が会社・社長の借入金の返済、厩舎・牧場への支払い充当されていた。
 ②維持費が会員への分配金、会社の借入金の返済と経費に充当されていた。
 ③契約内容の1歳11月分より前の維持管理費を受領している事例が認められた。
 ④ファンドの終了に際し、競走馬を地方競馬の馬主資格を持つ会社取締役に、一律に「無償」で譲渡している。
(3)関東財務局の検査において、直ちに検査に応じず検査の受忍義務に悖る対応を行い、法令遵守態勢が根本的に欠如 している。

ということで、恒常的に丼勘定で資金管理をし、当局の検査さえ応じようとしなかったというどうしようもない状況だったようです。
競馬的には、(2)の④がありがちな問題で興味がありますね。

一口馬主クラブが金融ファンドの手法で運営されている以上、法令遵守義務があるのはもちろんなので、当局に(3)のような姿勢を見せるのはまさに論外で、勧告書にここまで書かれると行政処分を免れることはありえず、最悪の場合は登録取り消し、新規契約の停止などの処分があるかもしれません。

各種掲示板で見聞きした話しでは、エプソムは元々相当杜撰な運営だったようですが、会員からの通報でもあったのでしょうか。
従来のいい加減な競馬界の慣行や運営では立ち行かなくなっていることを示すような事件ですが、他のクラブは大丈夫なんでしょうか。
ラフィアンのような牧場系クラブはクラブと牧場、すなわちクラブとBRFと同一視している会員さんが多いのですが、会計処理では書面上きっちりしていることを願います。

以前のように競走馬を募集すれば売れた時代でもなく、賞金額も下がるなど、おそらく収支的にも厳しくなっており、適正な運営ができないクラブは撤退の時期に来ているのかもしれませんね。

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