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ソルシエール オークスへ

ソルシエール、本日の東京競馬第11Rオークストライアル・フローラステークス(GII)芝2000mに出走しました。

2勝目を上げるまでもなく、パッとしない成績のまま3歳春の出走を続けてきたソルシエール、一旦は休養の話しもでましたが、手塚調教師の進言もあって続戦となり、何と今回はオークストライアルのGIIレースに出走することに。
これまでの出走内容、対戦相手からみてとても上位を狙えるとは思えず、なんでまたこのレースにというのが正直なところ。何が何でもクラシックへのクラブの意向が働いたのかと思えるところも。
本来なら私の出資馬としてはソーサリス、インティマに続く3頭目の重賞出走で、初のGIIレース出走なので、東京まで行って現地観戦するところですが、あまりにも期待できそうにないことから自宅でテレビ観戦。

パドックのソルシエール、馬体重は前走比+2キロの448キロで、馬体自体はそれほど変わらず。
競馬ブックの予想はもちろん全くの無印、ここは荷が重いの寸評もあって、単勝199.1倍の15番人気。

さてレース、最内枠のソルシエールは好スタート、内枠を活かして先行勢にとりつき、先頭11号馬から5番手あたりにつけてレースを進めます。
向正面も5番手で気持ちよくレース進行、3~4角に。
そのまま直線に入って、ソルシエールは最内から中に運びます。
東京の長い直線、各馬必死に追いますが、それほど先行勢の位置は変わりません。
そのなか残り200でソルシエールの前を行く4号馬ピュアブリーゼが先頭に立ちます。
ソルシエールも先行勢についていき、これは入着あるかと思ったところで、馬の間を割ってジリジリと上がっていき、さらに先頭のピュアブリーゼに並び交わします。
まさか勝ったかと思ったところで外から強襲のバウンシーチュンが並んでゴール。
スロー映像で見ると外のバウンシーチュンがやや有利。
果たして結果はとドキドキしながら待つと、残念ながら2着での入線となりました。

何度も繰り返しますが、明らかに無理目のレースだと思っていたので、2着の好走にびっくり。
初勝利のレースでも同様でしたが、まさかまさかのレースでした。
ついていくのに精一杯かと思いましたが、ジリ脚とはいえ最後の脚はなかなかのものでした。
好走時とそうでない時の内容に差がありすぎますが、どうやらうまく先行させて気分良く走らせるのが鍵のようです。
オークス出走をという調教師コメントをひややかに見て、何で無理なレースに出走させるのかなあと思っていましたが、今回は調教師のレース選択に脱帽です。

何はともあれこれでオークス出走権を確保できました。
私の出資馬としては、初めてのGIレース出走となりました。
今回のレースと同じように走れるのかも定かではなく、厳しいレースになるのは確実ですが、権利を取っての堂々の出走なので、私も久々に東上して現地で応援したいと思います。

また、本賞金も加算できたので、これで晴れてオープン馬に。
好走できるかどうか不安を抱えた馬ですが、うまくいくと牝馬重賞路線に乗れそうです。

ラフィアン公式サイトによる騎手コメント。

柴田大知騎手「内枠の利を活かして積極的な競馬ができた。二、三完歩めが少し遅い感じで軽く促してあの位置へ。折り合いもついて直線に入ったら長く脚を 使って伸びた。最後まで本当に一生懸命に走っていた。あそこまでいったら勝ちたかったのだが…。癖もなくて乗りやすい馬だった」

多分オークスではイサベルに松岡騎手が乗るのですが、ソルシエールには丹内騎手は勘弁したいので、このまま柴田騎手でいいかな。

最後に、現地観戦はもちろん、応援馬券すら買わずにテレビで見ていたレースですが、結果発表まではこのまま勝ったらと、いろいろと妄想してしまいました。
ソーサリスと親仔での人気薄の重賞制覇かとニヤニヤしたり、何で馬券を買わなかったかと後悔したり、配当金はいくらになるのかと暗算したり(笑)
その一方で、現地観戦しなかったレースで勝ってもなあと思い、2着に終わってほっとしたのも事実。
やはり私にとってはテレビで見るレースの好走より、目の前のレースでの好走が嬉しいようです。

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