ソルシエール、中山競馬第11R紫苑ステークスに出走しました。
フローラステークス2着からオークスに出走と3歳牝馬クラシック路線を歩んだソルシエールは夏の休養を挟んで秋華賞トライアルの紫苑ステークスに出走。
まさにラフィアンとしては珍しい王道路線ですが、このレースで秋華賞の優先出走権を確保するのはさすがに望み薄なので、この夏にどれだけ成長し、このクラスできちんと走れるかどうかが注目。
さすがに現地に行って観戦までは…ということで、実家の用事のあと、グリーンチャンネルで録画観戦。
パドックのソルシエール、馬体重は前走比+12キロの452キロと大幅な増加も夏の成長分の模様。
専門紙も購入していないので評価はわかりませんでしたが、単勝85.0倍のブービー人気とはいくらなんでもの人気薄。
さてレース、1枠1番のソルシエールですが、スタート後控えて後方に下がります。
集団全体で最後から3番目で1~2角を周って向正面とレースを運びます。
そして3~4角では大外に出して周回、直線へ。
直線では集団からカルマートとデルマドゥルガーの2頭が抜け出し、激しい叩き合いで最後はカルマートのレコード勝ち。
ソルシエールは大外を後方からジリジリと上がっていき、最後は先行勢をとらえて5着で入線、見事に掲示板を確保することができました。
ソルシエール、上位8着に入ればまずまずと思っていたので、掲示板入りは上出来の結果。
さらにレース運びを考慮すると、芝の中長距離ではある程度は走れそうなこともわかり、今後が期待できそうです。
現時点で、秋華賞出走馬の状況はわかりませんが、何とか本番には出走してほしいものです。
ラフィアン公式サイトによる騎手コメント。
大野騎手「ゲートは出たのですが、ペースが速く行けなかったので前半は無理せず後方からに。向正面でうまく外めに出せて、持ち味の長く良い脚を使って最後はぐいぐい伸びてくれた。状態も良かったと思いますが、走る馬です」