園田競馬の思い出2
私自身の園田競馬の思い出を書きましたが、避けて通れないのが、インターネットを通じたファン活動でした。
私も拙いながらもホームページと掲示板を立ち上げたのですが、個人サイトの中に、毎日のように情報が更新される素晴らしいところがありました。”園田・姫路競馬情報”というサイトでした。
掲示板もあったので次第に園田競馬ファンが集まっていったのですが、毎日情報が更新されるので、運営者は一体何者かと思っていました。
そんな中でオフ会をしようかという話になりました。
私は、怪しい連中でも嫌なので、初回は遠慮したのですが、2回目以降から参加しました。
案外と普通の人達ばかりで、私同様、一人で園田競馬に通っているものの、情報に飢えていたといったファンばかりだったように思います。
マニアックなおっさんかか関係者かと思っていた先の運営者はなんと20歳そこそこの学生さんでみんなびっくりしたものです。
これを契機に、大きなレースがあると競馬場で集まり、レース後にはオフ会をするようになりました。
全国の地方競馬ファン、アラブ競馬ファンも合流して、最盛期には20~30人で宴会をして、自己紹介だけで相当時間がかかったように思います。
競馬場では、園田競馬では珍しい騎手の横断幕を作成し、パドックに張り出したものです。
園田競馬の関係者の間でも、ファン活動が知れ渡るようになったそうです。
私もまだ中央競馬に移る前の岩田騎手のご両親とも顔馴染みになり、ご自宅にお呼ばれされたりもしました。
園田競馬の競走馬や騎手が中央競馬に出走すると、競馬場まで応援として頻繁に足を運んだものです。
私も騎手の初騎乗の際には、必ず行ってました。
先のホームページの掲示板等では毎日のように、園田競馬場の情報が飛び交い、アラブ専門からサラブレッドが導入された園田競馬や、地方競馬全般の話題で熱い議論も交わされたものです。
そんな参加者から、今ではプロのライターになった者もいて、「優駿」などで記事をみかけると嬉しいものです。
笠松競馬の予想屋に転じた者もいるので、やはり変わり者が多かったのかもしれません。
サラブレッド導入により園田競馬の面白みがなくなり、小牧騎手、岩田騎手、赤木騎手と中央競馬への転出も相次ぎ、私自身の園田競馬への興味が薄れてしまったのと時を同じくして、地方競馬、園田競馬の人気がなくなり、次第にファン活動も霧散してしまい今に至っていますが、10年程前のあの面白さは今でも忘れられません。
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