マトリョーシカ、京都競馬第2R新馬戦・ダート1800mに出走、デビューを果たしました。
マトリョーシカは、7月末に入厩したものの、スクミが出てすぐにNFしがらきに出戻り。
いつまでたっても再入厩できず、12月になってようやく再入厩し、デビューの運び。
牡馬並みの立派な馬体のはずですが、私のここ数年来の未勝利馬と同様に体質が弱いのかデビューが遅れに遅れて、ようやく年明けになってデビューとなりました。
社台・サンデーではデビューが遅れた時点で絶望的ですが、何とか未勝利は脱して欲しいところ。
この日は、どんな走りを見せてくれるか、何とか掲示板確保を期待して現地で観戦。
パドックのマトリョーシカ、10月のNFしがらきの見学以来の対面ですが、馬体重502キロの立派な馬体。
それほど太め感はなく、まずまずの調整でここまできた感。
競馬ブックの予想では良血ならでは、一つ◎もある本紙二重△と好評価。
人気はこれを受けて単勝10.3倍の4番人気。
同じサンデーのゴールドスークが1番人気、NF産でシルクのスペシャルギフトが2番人気と複雑な様相。
さてレース、マトリョーシカはゆったりしたスタートから行き脚がなく後方からの競馬に。
1~2角から向正面と、1号馬と8号馬が先行、やや縦長の集団で、最後方から4番目あたりでレース展開。
3~4角を外で周って徐々に前にあがっていき、直線に入りますが、先頭集団3頭が抜けて勝負あり、1着スペシャルギフト、2着ゴールドスークとNF産が上位を占め、マトリョーシカは最後に追い上げて4着で入線しました。
最後に良い脚をみせて4着、掲示板入りを果たしましたが、後方からの競馬となって勝ち負けには至りませんでした。
競馬としては可もなく不可もなく、叩いての次走以降に期待といったところでしょうか。
サンデー公式サイトによるレース解説。
◆マトリョーシカ
1/13(月・祝)京都2R・ダート1800m戦に浜中騎手で出走・デビュー、馬体重は502kgでした。五分のスタートを切るとじわっと下げて、後方馬群の2番手の位置からの競馬となりました。道中もじっくりと構えて脚を溜めて追走していき、4コーナーは外をまわって進出を始めました。直線へ向くと良い伸び脚を見せて追い込んでいきましたが、先をいく馬を捕らえることはできず、勝ち馬から0.9秒差の4着での入線でした。騎乗した浜中騎手からは「先生からは前の方で競馬してほしいと言われていたのですが、行き脚がもう一息で後ろからの競馬となりました。1~2コーナーで砂を被ってフラフラして幼い面を見せていましたが、直線へ向いて外に出すとじわじわと伸びてきてくれました。体力がつききっていない感じですし、これからの馬でしょう。使いながらよくなってくると思います」とのコメントがあり、吉村調教師からは「まだ体もしっかりしていない中でのレースでしたが、初戦としては上々だったと思います。2週間ほどリフレッシュ放牧を挟んで、ダート1800m戦を使っていこうと思います。来週NFしがらきへ放牧へ出す予定です」とのことでした。
スタートからの出遅れなど競走馬としてはまだまだのようです。
叩いての次走期待と思っていたら、ここで短期放牧とは体力がついてないというよりも、体質が弱いようで、この先大丈夫かと心配になりました。
何とか2月末の牝馬限定戦には出走できるといいのですが。
同じ1月末デビューで同じくダート1800mを連戦した元出資馬のカレッシュは初勝利の4月まで5回走ったのですが、同じことができそうにはとても思えませんね…