フレスコ、中京競馬第7R未勝利戦・芝2000mに出走しました。
ここ3走はスタートで出遅れ、直線で追い込んで入着と同じようなレース運びで、もどかしい結果ばかり続くフレスコ、気がつけばもう7月で残り時間もなくなってきました。
一応左回りならマシと言われる中京競馬で中2週で出走、初勝利に挑みます。
私はこれで駄目ならもう終わりと思って、中京競馬まで行って現地で観戦してきました。
パドックのフレスコ、馬体重は前走+2キロの478キロ。ややうるさい様子での周回。
競馬ブックの予想は○もある印の厚い本紙二重△。これを受けて単勝6.1倍の3番人気。
さてレース、フレスコはいつものようにゆったりとしたスタートから行き脚がなく、集団後方、最後から4番目でレースを進めます。
これはいつものレース展開かとうんざりしながら観戦していると、3角に入るあたりからジリジリと上がっていきます。
3〜4角と外目をまわって、上位に進出して直線へ。
その直線に入ってからはいつもの末脚をみせて一気に先頭に踊り出て、そのままゴール、ついに初勝利となりました。
末脚のタイムは未勝利戦クラスでは格上、とにもかくにもスタートを決めて中段でレースを運んで、直線で真っ直ぐ走ってくれればと思っていましたが、直線では少々怪しいところもあったものの、この日はレース終盤でうまく走って勝ち上がることができました。
私の出資馬にとって、7月での勝ち上がりは最も遅い勝ちあがり。勝ててほっとしました。
気性面で不安のあるものの、末脚は良いので、ここを勝つだけでなく、今後に期待したいものです。
さて、先々週のマトリョーシカに続いての嬉しい優勝と口取りとなりましたが、ラフィアンの成績不振のあおりで、何と4年振りのラフィアン出資馬の口取りでした。
出資頭数は少ないものの、毎年何回かは勝って口取りしていたので、全くもって信じられない状況です。
クラブから気持ちが離れるのも無理はないところでしょうか。
また、新装なった中京競馬場では初めての口取りで、地下の検量室前からフレスコと一緒にウイナーズサークルまで地下馬道を歩いていったのは新鮮でした。
これだから何度無駄足を踏んでも優勝口取りはやめられません。
ラフィアン公式サイトによる関係者コメント。
幸騎手「前回と同様に前半をじっくり行かせて終いを活かしました。道中は人気の10番を見ながら追走し、マークしながら勝負所から押し上げていきました。手応えが良かったわりに、その馬が早くも脱落するかたちに。こちらは反応が良く、すっと伸びてくれましたが、早めに抜け出して先頭に立ったら物見をしていました。ふわふわしたような感触だったのですが、力通りに押し切ってくれました。完勝といえる内容だったと思います。左回りが良かったのか、今日は前走ほどもたれなかったです。新しく装着したジェーンビットもプラスだったのかもしれません。結果を出せて良かったです」
梅田調教師「勝ててホッとしています。あっさり抜け出す内容でした。かなり使ってきていますが、調子の良さも感じさせる競馬でした。続けて使っていくかどうかは、今後の状態も見てからですね。ありがとうございました」