リコルド、京都競馬第6R新馬戦芝1600mに出走しました。
リコルド、インペカブルに続いてようやくデビューを迎えました。
昨年の春頃は比較的動きが良く、夏には入厩できると思っていたのですが、徐々にトーンダウン。
ようやく10月に入厩したものの、輸送による熱発ですぐに出戻りと、思うように進みませんでしたが、12月に入厩してこの度やっとデビューを果たしました。
この日は京都競馬場で現地観戦
パドックのリコルド、馬体重は486キロとなかなか立派な馬体。
競馬ブックの予想では◎もある厚い印で本紙▲の高評価。
グリーンチャンネルでも推奨馬の1頭。
しかし思ったよりも人気はなく、単勝27.5倍の9番人気。
さてレース、リコルドはまずまずのスタートから一塊となった先行集団の後方、先頭から7、8番手あたりに位置取り、レースを進めます。
上位勢との差があまりないまま3~4角を周り、直線に入り、ここから他の馬は一気にあがりますが、リコルドはこれについていけず、そのままの順位で入線、8着に終わりました。
上位勢が拮抗したままでレースが進みましたが、直線でついていけず、残念な結果となりました。
優勝馬からはあまり差のない0.8秒差ですが、上位7頭とは差がついた形となり、今後が心配となるレースでした。
ラフィアン公式サイトによる関係者コメント。
◆リコルド
津村騎手「ゲートの出自体はそれほどでもないのですが、二の脚は速いと厩舎の方から聞いていました。内回りとはいえ、新馬戦ですからスローになる可能性も高いと思い、前を意識して出していきましたが、思っていたよりもゆったりとした感じで、何とかあの位置が確保できたといった状況でした。レース前にメンコ
は外しましたが、道中はハミを取ったり、取らなかったり。勝負所でスペースがあいたところでは、トモに甘さがあるためか、ズブさを見せていました。でも、直線に入ってからはなかなか良い脚を使っています。跳びの大きい走りをします。周りも伸びていたので目立たなかったかもしれませんが、次走以降で盛り返してきそうな感触も得ています。距離はもう少し延ばしても良いかもしれません」
増井助手「稽古では行きっぷりの良さが目についていたのですが、周りを気にしていたのか、ペースが速いせいなのかわかりませんが、実戦では少しもたもたした感じでした。鞍上も話していましたが、良くなってきそうな感じがありますから、使っていく中でチャンスをつかみたいですね」
今後は状態を確認しつつ、距離延長も含めて検討していきます。
調教では良い動きをみせていましたが、やはり本番ではイマイチだったようです。
鞍上は直線では良い脚と言っていますが、先行の7頭についていけないようでは…