社台地方競馬オーナーズの共有馬のレイクマッケンジー、ゴールドアリュール産駒で良血馬、実力はすぐにC級卒業レベルと言われていますが、なかなか勝ちきれません。
重賞の東京湾カップ以外は全て入着なので、それなりに実力はあるのは確かなのですが、残念ながら抜群というほどの実力馬ではないようです。
競走馬のレベルの差が激しい地方競馬では、元中央競馬所属馬やデビューの遅れた実力馬が何連勝もするのを見ているので、ついそれくらいはと期待してしまうのですが、なかなか難しいようです。
過去に出資していたマイネルリンクが中央競馬ではさっぱりで引退し、地方競馬に移り、船橋競馬所属として南関東でいきなり6連勝してB級まで駆け上ったのは、凄いことだったんだとあらためて認識しています。
さて、そんなレイクマッケンジー、社台地方競馬オーナーズの同世代の中ではどんな成績レベルなのか気になって調べてみました。
社台地方競馬オーナーズの2011年産駒の募集馬は21頭、すぐに募集取り下げ1頭があったので、競走馬になったのは都合20頭。
うち3頭は既に引退ないし共有馬から外されており、現時点での現役共有馬は17頭です。
現時点での通算成績は223戦44勝、獲得賞金は1億6,763万円。
出世頭は、ノットオーソリティで、ロジータ記念など重賞5勝の11戦7勝、獲得賞金6,500万円。
続くのが、獲得賞金1千万円台がブリージーストーム、テイクユアチョイスの2頭で、以下獲得賞金が1千万円に満たない状態です。
平均獲得賞金は約840万円ですが、ノットオーソリティを除くと約540万円に。
要するに、ノットオーソリティ1頭だけが抜きん出ていて、他の馬はB級が3頭いるだけで、その他はC級と格付け下級馬ばかり。
未勝利馬は引退馬を含めて2頭だけですが、それほど多く勝っている馬もいません。
ということで、同じような成績ばかりの社台地方競馬オーナーズの共有馬ですが、全体の中で、レイクマッケンジーは勝ち星では3勝なので4番目、獲得賞金では645万円なので7番目に位置しており、真ん中少し上あたりにいるようです。
デビューが遅れてまだ大事に使われている感じのレイクマッケンジーですが、次走以降はきっちり勝ちきって賞金を加算し、上位に進んでほしいものです。