マトリョーシカまたもタイムオーバー殿負け
マトリョーシカ、中山競馬第8Rダート2400mに出走しました。
前走復帰戦では先行から3着入着とまずまずの成果をあげたマトリョーシカ、今回も東上し、さらに距離を伸ばしての出走となりました。
地元阪神競馬で牝馬限定戦の姫路特別がありながら、わざわざ輸送してまで条件の悪いレースに出走させようとするのか陣営の意図がさっぱりわからず、不可解なままの出走ですが、相手関係から見ると勝ち負けが期待できるレース、何はともあれ好走するしかありません。
私は地元で甲子園ボウル観戦のため、録画レース観戦。
パドックのマトリョーシカ、馬体重は前走比-10キロの490キロと大きく馬体減。叩いての減か輸送減のいずれでしょうか。
競馬ブックの予想では実績上位から◎等印の厚い本紙▲の好評価。
これを受けて人気は単勝3.2倍の堂々の1番人気。
さてレース、マトリョーシカはスタートで出遅れて後方での競馬となります。
そのままレースを進行しますが、2週目向正面からずるずると後退、あっという間に最後方に沈み、さらに前を行く馬との差は開くばかりで映像にも映らなくなります。
最終的に、7着以降がそれぞれ大きく差の開いた入線で、なおかつ最後が大差・大差で、優勝馬から10.8秒差というタイムオーバーの最下位に終わってしまいました。
7月の復帰戦と同様にまさかのタイムオーバーの殿負け。
ムラっ気があるのか好走と凡走の差が酷い馬ですが、2回目の殿負けにはがっかり。
現地観戦できなかったことと、東上しての長距離ダート戦と訳のわからない使い方で、これで勝ったら変にこの路線にはめられてしまうかもという不安がありましたが、そんな気持ちを察したのか、豪快に負けてしまいました。
これでまたNFしがらき放牧で、立て直しに時間もかかりそうでさらにがっかりです。
サンデー公式サイトによるレース解説。
◆マトリョーシカ
12/13(日)中山8R・ダート2400m戦に△石川騎手で出走、馬体重は10kg減の490kgでした。スタートでやや立ち遅れ、そこから押して中団まで上がって追走しました。道中は中団8〜9番手の最内を追走していましたが、2周目の向こう正面からすでに手応えが悪くなり、最後方まで下がってしまいました。そのまま盛り返すことなく、勝ち馬から11秒8離された13着で入線、タイムオーバーのため1か月の出走停止処分を受けています。
騎乗した石川騎手は「スタートから自分から走る気を見せてくれず、ハミをどうしても噛んでくれませんでした。ゲートを出てから押していったのですが、加速してくれませんでした。今日乗っただけではどうにも理由がわかりません。雨で走る気がなかったのでしょうか……」と首を傾げながらコメントしていました。また吉村調教師は「前に行かないと自分で止めてしまうので、出遅れたときに嫌な感じがしました。タイムオーバーのため、NFしがらきへ放牧に出します。次走もダートの長い距離にするつもりですが、何としてでも前でレースをしてもらいます」とコメントしています。
調教師コメントを読んで怒り心頭。
この馬は確かに難しい馬だと思いますが、この調教師は長距離が向いていると思い込んでいるようで、次走も同じことを繰り返すつもりのようです。
勝っているレース条件に戻すこともなく、惨敗した長距離をまた使うとは一体何を考えているのでしょうか。
しかも自分で管理調整する訳でもなく、NFしがらきに預けてばかり。これまでどれだけ入厩期間があったのでしょうか。
池江厩舎の調教助手として有名だったらしいのですが、馬の適性を見極めて、自らの厩舎で調教することもなく、レース選択は東上ばかりの疑問符だらけ、騎乗騎手は減量騎手等よくわからない騎手ばかりと、ここに来て腹立たしい思いが爆発してしまいました。
こんなことなら、社台のパーティーの時に何でそんな考え方なのかともっと文句を言っておけばよかったと本気で怒っています。
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