グラッブユアダイヤ、船橋競馬第2R紅蜀葵デビューダート1000mに出走、デビューを果たしました。
グラッブユアダイヤ、クラシックを狙える器という高い評判のなかで、いよいよデビュー。
ここは通過点として勝ち上がりは当然、どんな走りをみせるのかに注目。
期待馬のデビュー戦なので、仕事を休んで船橋競馬で現地観戦。
パドックのグラッブユアダイヤ、馬体重は472キロ、しっかりした馬体で充分仕上がった印象。
ただし、落ち着かない様子でパドック入りすると、時折暴れる状態で、引き手は落ち着かせるのに必死で、ロクに周回できません。
正直なところ大丈夫なんかと不安一杯に。
返し馬もロクにできず、心配でしたが、ゲート前待機所でようやく落ち着いた感じに。
競馬ブックの予想はほぼグリグリの本紙本命。人気は単勝1.6倍の一番人気。
さてレース、グラッブユアダイヤは好スタートからハナに立ちます。
先頭のままレース進行、3~4角を周り直線に入ると後続馬を引き離して楽々優勝を果たしました。
パドックの様子で心配になりましたが、落ち着くと実力を発揮して、見事に優勝することができました。
期待通りの走りで今後が楽しみになる一方です。
レース後に川島師、森騎手、スタッフからいろいろと話を聞くこともできました。
パドックでは蝿が身体について気になって入れ込んでしまったとのこと。
馬場入り時も騎手が振り落とされそうで大変だったようですが、何とか落ち着くことができた模様。
やはり相当の実力があるようで、このあと2回大井競馬などで使って年末の2歳優駿牝馬を目指すようです。
約2年振りの船橋競馬場観戦でようやく口取りを果たすこともできました。
共有馬主さん2人とめでたく記念写真に収まりました。これで通算30回目の口取り完了です。
社台グループオーナーズ公式サイトによるレース解説。
◆グラッブユアダイヤ
9月30日(金)船橋2R・ 紅蜀葵デビュー(2歳新馬)・距離1000m戦へ54kg森騎手でデビューしました。馬体重は能力試験からマイナス2kgの472kg、パドックではイレ込んでいましたが、馬体の張り艶は文句なく、好仕上がりでした。単勝は1.6倍の1番人気。レースでは五分のスタートからダッシュ良く、ハナを切る展開になりました。マイペースの逃げに持ち込み、楽な手応えのまま4コーナーを回ると、直線では後続馬を突き放して6馬身差で圧勝、見事にデビュー新馬勝ちを飾りました。勝ち時計は1分1秒2でした。
森騎手からは「パドックの時から集中力を欠いていて、振り落とされる不安があり、返し馬ができないほどでした。でも、ゲートを出てからは、別馬のようにレースに集中して走ってくれました。手応えにはかなり余力がありましたし、折り合いがつく馬なので、長い距離でも問題ないです。まだ緩さを残していますので、更なるレベルアップが期待できそうです。来年はこの馬でクラシックを獲れるよう頑張ります。」と、川島正一調教師からは「走る馬だと言われていましたが、強い内容で新馬を勝ってくれて安心しました。パドックではハエが胸について離れなかったため、イレ込んでいました。強い馬はレースでは関係ないですね、戻ってきて息がすぐに整っていたので心肺機能の高さも確認できました。まずは2歳優駿牝馬(12/31)を目指していきますので、次は大井も考えています。」とのコメントがありました。