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ラフィアンの成績

昨日はサンデーTCの成績について書きましたが、今日はラフィアンの成績について。
年末の成績回顧で、この数年は毎年同じような成績を残していると書いているのですが、本当に良い意味で悪い意味で安定した成績となっています。

近年の成績を端的に書くと、
①年間勝ち星は以前は100勝を越えた年もあったが、今ではほぼ60勝台。
②各世代ごとの通算勝ち星は以前は100勝を越えた年もあったが、今ではほぼ60勝台。
③各世代ごとの勝ち上がり率は以前は5割程度だったのが今では3割程度。
④重賞の勝ち星は毎年3勝くらい。GI優勝は4~5年に1勝。
⑤各世代から重賞を勝つ馬は毎年3頭くらい。GI馬は4~5年に1頭。
⑥各世代から賞金1億円を稼ぐ馬は毎年4頭くらい。

まとめると、10年程前の最盛期の頃に比べて、各世代の勝ち上がり率と勝ち星が約3分の2になっています。よって、毎年の勝ち星も同様に減っています。

その一方で、重賞を勝ったり、1億円以上賞金を稼ぐ馬の数はそれほど変わりありません。
2007年産駒が世代通算勝ち星も最低で、重賞馬も1億円馬もいないというとんでもなく成績の悪い世代ですが、これ以外はほぼ同じような数字を残しています。

重賞の内容をみると、以前は2歳から3歳クラシックまでのものがほとんどで、それ以降は裏開催などマイナーな重賞ばかりだったのが、今では賞金の高い古馬重賞を勝つようになっていることが特筆されます。
これはラフィアンの特徴だった早期デビューにより2歳夏からクラシックの頃まではそこそこ勝つが、後が続かないという以前の傾向から、古馬になってから地道に成績を残す馬が何頭かはいるということです。

いまさらながらラフィアン、落ち目ではありますが、毎年80頭前後の募集馬がいるので、一定の募集馬がいればそれなりの成績を残しています。
ただし、サンデーTCやキャロットのような派手な成績を残す訳でもないので、間違ってもGI優勝を期待してはいけません。
募集価格と成績が全くといっていいほどリンクしていないので、くじ引きに近い感覚で重賞馬にはめぐり合えるかもしれません。
私は元々出資馬が確実にデビューして、1~2勝はしてくれることを期待して入会したので、そんな地味な期待でよければやはり合ったクラブかもしれません。今年は出資を見送りましたが。

なお、私は丹内騎手をはじめとするお抱え騎手に、クラブ言いなりの美浦厩舎という所属馬の運用体制にはうんざりですが、これまたそんなクラブだとあきらめています。

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