マトリョーシカ回顧
このたび引退となったマトリョーシカ、牝馬の定年まで競走馬生活を全うしましたが、出走数はわずか15走。
ラフィアンと比べるのも何ですが、同じ世代のフレスコが38走もしており、倍以上違います。
マトリョーシカの故障ばかり起す体質、タイムオーバー2回含む最下位3回という成績の問題もあるのは充分に承知していますが、出走直前に入厩~出走~すぐに放牧という外厩まかせの吉村調教師の管理にはあきれるのを通り越して腹立たしさを感じざるをえませんでした。
現役生活中、どのくらい厩舎にいたのか、公式サイトのレポートで振り返ってみました。
2013年
7月31日入厩 ゲート試験 8月24日放牧
12月12日入厩 1月13日出走4着 1月15日放牧
2014年
1月28日入厩 2月8日出走1着 2月8日放牧 フレグモーネ
4月30日入厩 5月25日出走12着、6月28日1着 7月4日放牧 右後脚腫れ
10月28日入厩 11月23日出走7着、12月14日出走14着 12月14日放牧
2015年
2月26日入厩 3月22日出走1着 3月24日放牧 右前脚骨瘤
6月18日入厩 7月18日出走16着(最下位) 7月18日放牧 タイムオーバー
10月15日入厩 11月7日出走3着 11月12日放牧
11月25日入厩 12月13日出走13着(最下位) 12月16日放牧 タイムオーバー
2016年
1月23日入厩 2月13日出走15着(最下位) 2月18日放牧 左前脚腫れ
3月1日入厩 3月12日出走10着 3月15日放牧
5月10日入厩 5月29日出走12着 6月4日放牧 右前脚軽微骨折
9月10日入厩 9月24日放牧
2017年
1月14日入厩 2月12日出走11着 2月14日放牧
2月28日入厩 3月18日出走7着 引退
2歳夏から6歳春までの3年8か月の間で在厩していたのは、ざっとみて3割にも満たない1年間くらいしかありません。
概ね1か月内の在厩ばかりで、長くて2か月在厩、在厩中に2走したのは2回だけの状況。
馬の管理は外厩まかせ、出走するときに厩舎にいただけの構図で、これでは何のために調教師がいるのかわかりません。
出走管理をきっちりしてくれればいいのですが、馬の適性もはかりかねて、2015年秋から不可解な東上で連続最下位と、全く結果も伴っていません。
ラフィアン、特に美浦厩舎の在厩馬ではこういったことが当たり前なので覚悟もしていますが、まさか社台・サンデーでこんな扱いを受けるとは思ってもみませんでした。
繰言になりますが、3勝したのは立派ですが、もう少し何とかならなかったものかと残念でなりません。
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