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ジューヌエコール函館スプリントS優勝

ジューヌエコール、函館競馬第11R函館スプリントステークス芝1200mに出走しました。

堂々と牝馬クラシック路線を歩み桜花賞に出走したジューヌエコール、NHKマイル杯出走ともありかと思いましたが、すっぱりと短距離路線に変更、NFしがらきの短期放牧を挟んで短距離路線の初戦に挑みます。
函館スプリントSは昨年のソルヴェイグと同じ路線での出走。
3歳牝馬の50キロという軽ハンデを活かしてどこまで走れるかに注目のレース。
同じくハンデに恵まれた高松宮記念優勝馬のセイウンコウセイが強敵。
勝ち負けの期待できる重賞レースなので、遠い函館競馬場ながら現地で観戦。

パドックのジューヌエコール、馬体重は前走比-2キロの482キロ、晴天の下とはいえ好馬体で外目外目を歩く好印象での周回。
競馬ブックの予想は軽ハンデを重視して◎が揃う本紙○の好評価。
これを受けて単勝7.2倍3番人気の好人気。

さてレース、ジューヌエコールはまずまずのスタートから集団半ばでレース進行。
3~4角を大外で上がっていき、好位置で直線に入ります。
直線勝負、先頭の2頭を楽々交わし、さらにあっという間にこれを突き放し、レコードタイムで優勝を果たしました。

デビューから3連勝後、折り合いを欠いてもどかしいレースが続きましたが、本来の距離で実力を遺憾なく発揮し、見事に重賞2勝目を上げることができました。
軽ハンデもありましたが、それを感じさせないほどの圧勝でした。
今後の短距離路線での活躍が大いに楽しみになる重賞優勝です。

サンデー公式サイトによるレース解説。

◆ジューヌエコール
6/18(日)函館11R・函館スプリントS(G3・芝1200m)に北村友騎手で出走し1着でゴール、馬体重は482kg(-2)でした。五分のスタートから中団のポジションで折り合いに専念しました。勝負どころで外から上がっていくと前に2頭を見ながら4コーナーを回りました。直線での加速は素晴らしく、残り100mあたりで楽に交わすと2着馬に2馬身半差をつけて入線しました。勝ち時計は1分6秒8のレコードを記録、通算4勝め、デイリー杯2歳S以来の重賞2勝めを挙げています。
レース後、北村友騎手からは「開幕週で時計が速くなると思っていて、レースの流れに乗ることに専念しました。力のある馬たちが前を引っ張ってくれて、それについていくような形になりました。今日は軽量も効果がありましたが、馬自身も力をつけているのでこれからが楽しみですね」とのコメントがありました。
また臨場の厩舎スタッフは「今日は良かったころの雰囲気で仕上がったと思います。最近レースを使っていくごとに力むようなところがあってやや不安があったのですが、この中間は本当にリラックスして走っていました。それがレースでも活きましたし、速い勝ち時計に対応できて凄いと思います」と話していました。

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