パラノーマル、札幌競馬第9R芝1800mに出走しました。
牧場での放牧から、全く不可解な函館競馬の連闘で惨敗し、牧場に出戻りしたパラノーマル、何とか開催に間に合い最終週の札幌競馬で出走。
どこまで走れるか疑問ですが、まずは上位半分くらいには入ってほしいところ。
この日の馬体重は前走比+6キロの436キロと馬体増に一安心。
人気は全く無く単勝108.9倍の13番人気と下から二番目の低人気。
レースはまずまずのスタートも、後方に下がって集団最後方から2番目に位置取ってレース進行。
向正面3角前から徐々に上がっていき、集団先行勢に取り付きます。
3~4角を大外でさらに上がっていき、直線に入るところで先頭に並びかけます。
これはひょっとしてと思いましたが、さすがにこれまで。
4号馬が抜け出し、さらに後方から3頭に交わされ、最終5着で入着しました。
どこまでやれるのか期待もかけていないなかでのレースでしたが、珍しく鞍上の丹内騎手の道中からの好騎乗もあって、後半良い脚をみせ、最後もよく粘って入着を果たすことができました。
終わってみれば、やはり成績を残すときはそれなりに馬体もよく、体調次第の馬だとあらためて思いました。
牧場見学の際に、見送ったスタッフから状態はそれなりに良くなったと聞いていましたが、今回は休養効果があったようです。
ラフィアン公式サイトによる関係者コメント。
丹内騎手「内目の馬場が重く、返し馬の段階で脚をとられていました。そこで、道中は馬場の良いところをできるだけ選んで走らせています。その分、良い脚を使えたと思いますし、最後まで踏ん張ってくれました。(外を回るロスがあっても)この馬は少しでも軽めの馬場をとおらせた方がよさそうですね」
水野調教師「よく頑張ってくれましたし、次走への優先権がとれたのは大きいですね。この後は美浦へ戻して中山で使っていく予定です。週の半ばに移動予定で、番組は到着後の様子をみて検討していきます」