JRA2019年度競馬番組等発表
JRAから2019年度の競馬番組等が発表されました。
開催日割はあまり変更がなく、年末開催が有馬記念ではなくホープフルSとなるのも変わりありません。
例年同じことを言っていますが、以前のように函館と札幌開催の日程を戻せないものでしょうか。
北海道滞在で連戦できないのは競走馬にとっても具合が悪いし、折角リニューアルした競馬場も宝の持ち腐れだと思うのですが。
競馬番組では既報のとおり、来年から降級制度がなくなります。
お客様にとってわかりやすいクラス分けということらしいのですが、降級制度の廃止が何故わかりやすいのか私にはさっぱりわかりません。
クラス分けの名称が、獲得賞金ではなく勝利数となるようですが、素人には1勝しかしていない重賞2着馬が2勝や3勝クラスにいる方が余程わかづらいと思います。
実力優先、優勝劣敗を進めるために降級制度を廃止することが本来の目的のようですが、今後どうなるのか検討もつきません。
早いうちに賞金を重ねたものの上位クラスで頭打ちとなった早熟馬にとって厳しくなること、4歳時の勝って降級、元のクラスで再走して賞金を稼ぐという馬主孝行的なことができなくなることは想像できるのですが、果たしてどうなるのでしょうか。
その他の決定事項では、女性騎手の負担重量が今後減量されるようです。
藤田騎手が久し振りの女性騎手となって活躍しており、今後も女性騎手のデビューが続くことからの優遇措置のようですが、競争馬と違って騎手は実力主義ではないのでしょうか。こんなことよりも若手騎手の育成の方が重要だと思います。
さて、実力優先の一端として、3歳秋の未勝利戦の廃止と3歳未勝利馬の3走連続9着以下による出走制限が決定されました。これについては別途触れます。
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