ラフィアン2019年成績回顧
年末恒例のラフィアンの成績回顧です。
今年のラフィアンの勝利数は、中央競馬53勝、地方競馬5勝の中央所属馬58勝。昨年に続いて60勝に達しませんでした。4年連続60勝台から2年連続50勝台と低い数字が続いています。
中央競馬の勝ち星53勝は昨年を下回り、記録をみると1996年以来の低い成績です。
中央競馬の成績だけでみた馬主ランキングは、勝ち星8位、獲得賞金9位で、勝ち星で1つ下がりました。
世代ごとに成績をみると、2歳馬は10頭が勝ち上がり、13勝をあげました。
勝ち上がり頭数10頭はこのところ最低の数字で、新馬勝ちは3頭です。
全般的にさっぱりの数字ですが、グリットが新馬勝ちからオープン勝ち、重賞勝ちの3連勝と大活躍しました。
3歳馬は20勝と少なかった昨年よりは増えました。
3歳世代の勝ち上がり頭数は2歳時12頭、3歳時14頭の合計26頭、勝ち上がり率は31.3%と、3割台に戻りました。
地方交流戦で5頭勝ち上がりと何とか帳尻を合わせようとした感じです。
サーパスが古馬相手にオープン勝ちし、この世代一番馬となっていますが、他に活躍した馬はいません。
という訳で、私の出資馬ウィルトスは1勝馬ですが、獲得賞金では2番目の数字です。
4歳馬は勝ち上がり率が低く現役馬があまりいないため、わずか8勝しかしていません。
そんな中でユキツバキが3勝、オープンでも勝ちました。準オープンで勝ったファンロンとあわせて2頭オープン馬になっていますが、その他の馬は下級条件で4勝しただけと酷い成績となっています。
5歳馬は9勝、活躍したのはクラースが準オープン勝ちしたくらい。
6歳馬は4勝、アトゥーが障害、障害オープンを勝ちました。
7歳馬は4勝、オフィールが低人気からオープン勝ちし、その後障害で勝っています。
全般的にみると、冒頭の数字のようにこの数年来低空飛行の成績となっています。
毎年同じような頭数を募集しているとはいえ、ここまで同じような低い成績となるとかえって不思議に思えるくらいです。
とはいうものの、今年は久々に2歳馬のグリットが活躍し重賞を勝つことができました。
一頭だけまぐれで好成績を上げた感じは否めませんが、多少は明るい話題でしょうか。
ノーザンファーム生産馬が競馬界を席捲する現在、ラフィアンの成績はどのくらいで良しとすべきなのでしょうか。
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