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ルイドフィーネ東京プリンセス賞3着

ルイドフィーネ、大井競馬第11R東京プリンセス賞ダート1800mに出走しました。

南関東牝馬クラシック路線を進むルイドフィーネ、第1戦の桜花賞3着と優先出走権を獲得して、第2戦の東京プリンセス賞に堂々の出走。
桜花賞優勝のアクアリーブル、東京2歳優駿牝馬・ユングフラウ賞優駿のレイチェルウーズに加えて、準重賞の桃花賞快勝のカラースキームが強敵と目され、どこまで上位に入るかに注目。
本来ならもちろん現地観戦に行きたいところでしたが、コロナ感染被害防止のため引き続き無観客開催で、自宅でネット生観戦。

この日の馬体重は前走比+3キロの460キロと好馬体を維持。
競馬ブックの予想は本紙△とまずまずの評価も、人気は単勝18.1倍の6番人気といつもながらの低人気。

さてレース、ルイドフィーネは好スタートから先行争いをみせ、集団6番手あたりにつけてレースを進行。
向正面は縦長の展開で、3角手前から先行集団がかたまって3~4角を周って直線へ。
直線に入ると、前の馬で狭くなったところを懸命に追って伸びていきますが、先に抜け出したアクアリーブルともう1頭には及ばず、最終3着で入線しました。

前走桜花賞に続いて東京プリンセス賞でも3着に入る好結果を残すことができました。
とはいうものの、近走同じような展開で、最後の直線で前の馬を捌けず、充分に脚を使うことができないまま勝つには至らなかったことも事実で、好走はするものの勝ちきれない感があります。このレースでも展開次第では勝ち負けもあったかもしれず、今後の課題となりそうです。

ともあれ、これで3着賞金400万円を加えて早くも獲得賞金は1810万円となり、現時点でほぼ収支トントンになりました。
姉のナターレの3歳時の成績を上回る結果を残しており、今後がますます楽しみになってきました。
優先出走権は獲得できなかったものの、賞金的に関東オークスへの出走は問題ないはずで、いよいよ南関東牝馬クラシック第3戦の出走を目指します。

社台グループオーナーズ公式サイトによるレース解説。

◆ルイドフィーネ
4月28日(火)大井11R・第34回東京プリンセス賞(SⅠ)・距離1800m戦へ54kg笹川騎手で出走しました。馬体重はプラス3kgの460kg、腹目がすっきりしていましたが、歩きは素軽く毛艶の良さが目立っており、前走時を上回る気配でした。単勝は18.1倍の6番人気。レースでは好スタートからダッシュ良く飛びだしたあと、馬なりのまま内へ入れて6番手で1コーナーを廻りました。やや縦長の展開の中、前にいる有力馬の動きを見ながらの追走で、3コーナー手前から笹川騎手の手綱が動き始めました。離されずについていき、7番手で直線に向くと馬場の内目からしぶとく伸びてきました。懸命に追われましたが、外の2頭の勢いがよく0.6秒差の1分55秒0の3着まででした。
悔しそうに引き上げてきた笹川騎手からは「休み明けをひと叩きして状態が上がってきていたのですが、パドックで跨った時の気合い乗りが凄く良かったです。このため、スタート後の反応も前回とは違い楽に好位が取れました。カラースキームが引っ張ってくれて、作戦通りの展開になったのですが、4コーナーで外へ行くか一瞬迷いました。結果的には内へ行って本田騎手に閉められて怯んでしまったので、早めに外へ出すべきでした。すみません。じり脚のように思えるでしょうが、いつも狭いスペースから内をついてしまって怯んでいるんです。外へ出せば違った脚を使えますので、次のレースで試してみたいです。距離が延びるのは問題ないので、次は三冠を阻止できるように頑張ります」と、内田調教師からは「スタートを決めて馬なりのまま内で我慢し、4コーナー手前までは完璧な騎乗でした。直線で行き場がなくなってしまったのは、時の運です。今日は笹川騎手のミスではなく、今後につながる騎乗でした。次走については、レース後の馬体の回復状態をみてから相談させてください。普通なら6月10日川崎の関東オークスになると思います」とのコメントがありました。

騎手も調教師も同じような展開で負けているのは自覚しているようです。
関東オークスはダートグレード競走でJRA勢との厳しいレースですが、何とか違う展開を願いたいものです。

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