兵庫チャンピオンシップ観戦
園田競馬のダートグレード競走兵庫チャンピオンシップを観戦してきました。
といってもコロナウイルス感染防止のため、園田競馬は無観客開催中。出走馬主であれば入場できるようですが、そんな訳にもいかないので、競馬場向正面の堤防から観戦。
園田競馬場の向正面は猪名川堤防ですが、ちょうどこのレースの距離1870mの2角スタート地点は植栽の切れ目になっており、輪乗りとゲート出が間近で見ることができます。
レース前に地点に到着すると、やはりというか望遠レンズ持参などの濃い競馬ファン20~30人くらいが集結中。
肝心の最後の直線の攻防は遠目で見ざるをえませんが、久し振りに競馬を観戦することができました。
レースはルメール騎手騎乗の社台所属馬のバーナードループが優勝。ロードカナロア産駒なので、私の2歳出資馬のアブルマドールもこのような活躍をと期待してしまいます。
ところで、コロナウイルス感染防止で無観客開催が続いていますが、園田競馬では新年度から賞金額が大幅に増加されています。
最高額の園田金盃が3千万円、続いて兵庫大賞典・兵庫ダービー・楠賞が2千万円、新春賞1千500万円と交流重賞以外のローカル重賞で賞金1千万円以上のレースが9レースもあり、最低でも600万円の賞金額となっています。
準重賞で500万円、重賞以外の一般競走でもオープン賞金が300万円、条件戦でも軒並み賞金が増額されています。
発表時に一部で話題になったようですが、ここ数年来のネット馬券の盛況により、地方競馬の売上金は一時のどん底を脱してV字回復しており、この好況を受けて、各地での競馬場では賞金が増額されていますが、園田競馬でもついにというか大幅に賞金が増額された次第。
私が園田競馬に通い始めた20数年前頃の賞金額は、全日本アラブ優駿楠賞が3千500万円と飛び抜けて高額でしたが、それ以外の重賞は確か1千500万円程度、オープンは240万円だったはずなので、これらの金額を一気に超えてしまいました。
これらの賞金であれば、ちょっと良い馬を走らせてみようかと思う馬主も増え、競馬界にとっては好循環となるはずだと思います。
一口馬主界でも少し前から地方競馬ファンド馬の募集がちらほらとありますが、さらに増加するかもしれません。
コロナウイルス感染で世の中は大変なことになっていますが、今後、地方競馬はどのような展開をみせるのでしょうか。
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