« ラフィアン今年の成績回顧 | トップページ | 今年の競馬観戦まとめ »

2020年出資馬と共有馬の出走成績

昨日のルイドフィーネの出走で、今年の出資馬と共有馬の出走は終了しました。
年末恒例の一年間の出資馬と共有馬の成績回顧です。
なお、グラッブユアダイヤとルイドフィーネは地方共有馬、ウインヒメユリは地方競馬ファンド馬です。

◆全馬出走成績 (出走数、1着-2着-3着-4着-5着-着外、獲得賞金)
全成績 43走 6-4-10-6-0-17  1億621万円

◆各馬出走成績(出走数、1着-2着-3着-4着-5着-着外、獲得賞金)
ウィルトス 10走 2-1-3-2-0-2  4,550万円
トゥールドマジ 7走 1-1-0-1-0-4 600万円
アーモロート 5走 1-0-2-0-0-2 890万円
レースアルカーナ 4走 0-0-0-1-0-3 110万円
アブルマドール 4走 0-1-1-0-0-2 410万円
(中央所属馬計 30走 4-3-6-4-0-13 6,560万円)
グラッブユアダイヤ 3走 0-1-1-0-0-1 154万円
ルイドフィーネ 6走 1-0-2-2-0-1 3,620万円
ウインヒメユリ 4走 1-0-1-0-0-2 288万円
(地方所属馬計 13走 2-1-4-2-0-4 4,061万円)

今年は3月からコロナ禍による無観客開催のため、現地観戦できず、勝っても口取りできない日々が続きましたが、そんな時に限って出資・共有馬が好調の一年でした。
中央馬だけで4勝もしたのは2007年以来何と13年振り。地方馬と合わせて6勝は自己最多タイ記録。
中央馬の獲得賞金6千万円台は重賞を勝った訳でもないのでこんなものですが、地方馬と合わせて1億円を突破、2005年以来2度目の1億円超えでした。
これだけ勝って口取りもできないのは残念至極でしたが、最後にルイドフィーネのロジータ記念優勝で口取りできたのは最大の喜びでした。

個別にみると、古馬のウィルトスが1年以上続いた連敗を抜けてようやく1勝クラスを勝ち、さらに2勝クラスもあっさり突破しました。
3勝クラスではまた入着の繰り返しになっているのでもどかしいところです。
今年だけで4,550万円も賞金を稼ぎ、準オープン馬だというのに獲得賞金は8千万円を超えています。低調とはいえラフィアンの今年の賞金王だったようです。

3歳馬では、トゥールドマジは1月デビュー、新馬戦惨敗だったのでこれは駄目かと思いましたが、短距離路線に変え、和田騎手の好騎乗で6月に勝ち上がり。マイネソーサリス、マイネソルシールに続く3世代優勝を遂げました。今年口取りができなくて最も悔しかったレースでした。

アーモロートは2月デビュー、これまた新馬戦で惨敗しこれは駄目かと思いましたが、距離を短くした2戦目で一変し快勝しました。内容が良く、「サラブレッド」でも取り上げられましたが、その後はちょっともの足りないところで、2勝目には至りません。

2歳馬では、レースアルカーナは7月に早期デビュー、新馬戦で差のあるものの4着に入りましたが、その後は二桁着順続き。
マイネソーサリスの最後の出資馬になりそうなので、何とか立て直してほしいところです。

アブルマドールは、9月にデビュー、新馬戦2着で直ぐに勝ちあがるかと思いましたが、惨敗が続きました。
先日の4戦目でダートに変えて4着と入着したので、早いうちに勝ち上がってほしいものです。

地方馬では、グラッブユアダイヤが繁殖にあがるために6歳3月で引退。
期待の大きかった馬だけに、通算7勝したのですが、もの足りない結果に終わりました。
とにもかくにも、2歳秋の骨折に3歳春の厩舎での大怪我と怪我に泣かされたのが残念でした。

この無念を晴らしてくれたのがルイドフィーネ。
南関東牝馬クラシックを堂々と歩み、最後のSI重賞ロジータ記念を見事に制しました。
勝ち星はこの1勝だけですが、名実共に大きな勝ち星でした。獲得賞金は今年だけで3,620万円、地方馬としては破格の賞金を獲得しました。

最後にウインヒメユリは牧場では成長が遅く、これではと先が思いやられていましたが、新馬戦3着のあと、2戦目で勝ちあがり。
ローレル賞にも出走しましたが、さすがに敷居が高かったようで、自己条件で立て直してほしいところです。

あらためて、今年は地方馬のグラッブユアダイヤが定年引退しただけで、全馬元気に走ってくれ、好成績を残した一年でした。
2月からの連続入着、獲得賞金1億円超えとコロナ禍のなかでの活躍でした。

|

« ラフィアン今年の成績回顧 | トップページ | 今年の競馬観戦まとめ »

一口馬主」カテゴリの記事