ラフィアン今年の成績回顧
年末恒例のラフィアンの今年の成績回顧です。
今年のラフィアンの勝利数は、中央競馬36勝、地方競馬2勝の合計38勝でした。
1~3月にわずか6勝、9月6日の勝ち星を最後に中央競馬平場での勝利なし、10月3日の障害勝ち星を最後に中央競馬での勝利なし、中央競馬連敗継続のまま越年等々、あまりの勝てなさに度々話題になっていましたが、年間勝利数はこれまで続いていた50勝台を大きく下回り、40勝台どころか一気に30勝台まで転落してしまいました。
ラフィアンの中央競馬30勝台というのは調べてみると1993年以来のことで、数字的には1990年以来の低成績。これはほとんどクラブ創設の頃です。
馬主ランキングでは、勝ち星で16位、獲得賞金で15位と当然ながら大幅にダウン。募集頭数の少ないノルマンディー、ウインなどの一口馬主クラブに負けているようでは話になりません。
まさに記録尽くめの低成績の一年でしたが、世代ごとに成績をみると、2歳馬はわずか4頭の勝ち上がりで、5勝をあげただけでした。
勝ち上がり頭数4頭というのは私がラフィアンに入会した2001年以降最低の数字で、いつ以来の低成績なのかわかりません、おそらく2歳戦のラフィアンといわれたクラブでは創設の頃の数字ではないか思われます。
新馬勝ちは2頭、その2頭のユーバーレーベンが札幌2歳S2着、阪神JF3着、ブルーバードが2歳オープン勝ちと活躍しました。
3歳馬は18勝。勝ち星自体はそれほど悪くはないのですが、うち16勝が未勝利戦と内容は物足りず、目立った活躍馬もいません。
なお、3歳世代の勝ち上がり頭数は2歳時10頭、3歳時16頭の合計26頭。募集馬76頭、出走馬74頭中の勝ち上がり率は35.1%と、3割台を維持し、3歳馬はそれほど悪くなかったようです。
4歳馬はわずか6勝。活躍馬はサーパスがオープン勝ちしたくらいで、私の出資馬のウィルトスが2勝、獲得賞金4千万円台とこんな成績でも年間賞金王になりました。
ここからあまりの低数字にコメントのしようもないのですが、5歳馬は2勝、6歳馬は5勝、7歳馬は障害オープンのみの1勝、8歳馬も障害オープンのみの1勝と、古馬の合計勝利数が15勝しかありませんでした。
2歳馬の成績も悪ければ、古馬もさっぱりと、早い話全般的に駄目だったことに尽きるようです。
ラフィアンでは例年80頭前後募集しており、ここ数年は毎年50~60勝と全盛時に比べると低下したものの、安定した成績を残していましたが、復活することもなく、今年はとうとう一気に転落してしまいました。
今年の募集頭数は44頭と大幅に減ったので、来年以降は成績の数字が減少するのは当然のこと。年間の成績の比較というのも意味がなくなることになります。
来年は今の現役馬からみて3歳馬10勝、古馬10勝、2歳馬は良くて10勝で、30勝するのがやっとのクラブになるのではないかと思われます。
私がラフィアンに入会して来年で20年、競馬なので成績に浮き沈みはつきものですが、こんな酷い成績の一口馬主クラブになるとは思いもしませんでした。
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