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ウィルトス壇之浦S優勝オープン馬に

ウィルトス、小倉競馬第11R壇之浦ステークス芝1800mに出走しました。

前走ではデビュー以来初めて連続着外の惨敗に終わったウィルトス、さすがに使い詰めが心配になってきましたが、何とか立て直しをはかって好走を期待したいところ。
鞍上には昨年4月の勝鞍以来久々に丹内騎手が騎乗。
昨年の小倉出走は2回とも現地観戦しましたが、また無観客開催のため、自宅でグリーンチャンネル観戦。

この日の馬体重は前走比-8キロの474キロと馬体が絞れてきました。
競馬ブックの予想は連続着外のためか本紙△の低評価。人気も低く当初は単勝10倍台半ばでしたが、レース前には10.9倍の5番人気に。

さてレース、ウィルトスは大外11番枠からまずまずのスタートで集団6番手につけてレースを進めます。
向正面では8号馬が後続勢を引き離す展開。
ウィルトスは3~4角を最内で周り、直線に入るところで外に持ち出し、3番手の好位で直線に入ります。
直線残り200辺りから一気に脚を伸ばして先頭に立ち、さらに後方から上がってきた7号馬と競り合いますが、ハナ差で凌いで入線、見事に4勝目をあげました。

11頭と比較的少頭数のレースとなりましたが、道中は内でレースを進め、4角では外に持ち出して直線一気の脚で先頭に立っての優勝と理想的な展開で勝つことができました。
最後の直線では7号馬の猛追にあい、テレビの前で思わず頑張れと声援を飛ばしましたが、何とか抑えてくれました。
鞍上にはいつも文句を言っていますが、さすがに数多く乗ってきただけのことはあり、この日は好騎乗でした。

昨年春に2勝目、3勝目と時間を開けずに勝ち上がったので、このまますぐに準オープンもと思いましたが、さすがに壁が高かったようで、得意の2着もままならず掲示板が精一杯のレースばかりでしたが、ようやく勝ち上がることができました。
1勝クラスで1年半も足踏みしていた頃から実力馬と目されていましたが、ついにというかようやくオープン馬に。
私の出資馬ではこれで3頭目のオープン馬ですが、勝ち星を重ねてオープン入りした馬はウィルトスが初めてのこと。
1勝クラスの4回連続含めて7回もの2着入着のおかげで、ただのオープン馬なのに獲得賞金が1億円を突破してしまいました。

遅きに失した感もありますが、これで堂々のオープン馬となり、大崩れしない馬だけにローカル重賞なら何とか太刀打ちできるのではと今後に期待も高まります。

ラフィアン公式サイトによるレース後の関係者コメント。

◆ウィルトス
宮調教師「騎手は『渋った馬場でも全然気にするところはなく、最後までしっかり走ってくれました』と言っていました。丹内騎手もこの馬のことをよくわかってくれていて、仕掛けるタイミングもバッチリでしたね。ラストはよくしのいでくれました。状態の良さを活かして頑張ってくれたと思います。この後は、栗東に戻った状態次第ですが、勝ってくれたこのタイミングで鉾田へ出してひといきいれることも検討します」

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