ルイドフィーネしらさぎ賞ハナ差で2着
ルイドフィーネ、浦和競馬第11Rしらさぎ賞(SIII)距離1400mに出走しました。
前走復帰戦の牡馬相手のオープン戦では不利もあって4着と惜しい結果に終わったルイドフィーネ、適鞍がないので、1400mと距離は短くなるものの牝馬限定重賞のしらさぎ賞に出走。
強敵は東京シンデレラマイル優勝のダノンレジーナと昨年牝馬クラシックで競い合ったアクアリーブルで、どこまで上位に入れるかに注目したいところ。
夕刻のレースのため、帰宅後にネットでレース映像観戦。
この日の馬体重は前走比+6キロの462キロとやや馬体増。
競馬ブックの予想は〇が一つあるものの本紙△の評価。人気は単勝38.5倍の8番人気と予想と実績に反していくら何でもの低人気。
レースはまずまずのスタートでしたが、さすがに先行馬が多く集団半ばに位置取ってレースを進めます。
3~4角で徐々に上がっていき、直線に入ると外に持ち出します。
ここから一番人気のダノンレジーナが満を持して抜け出して後続勢を突き放しにかかりますが、ルイドフィーネはこれを猛追、ゴールでほとんど並んだ状態で入線し、惜しくもハナ差で及ばず2着に終わりました。
いつものように先行できず、集団半ばでの競馬となりましたが、直線で追い上げて重賞2着と期待以上の結果をあげることができました。
距離が短くスピードでは他馬に及ばないかと思っていただけに、強豪のダノンレジーナと五分の戦いができたことは収穫で、古馬になっても充分に戦えることが明らかとなって、今後が楽しみとなりました。
なお、結果だけを知っていてレース映像だけ後から見たのですが、最後の猛追には驚嘆。
現地で見ていたら声援を飛ばして、写真判定にハラハラと身体に悪いレースだったかと思います。
最後の追い上げは勢いでは明らかに有利でしたが、態勢で及ばず、あそこまで追い上げたのなら何とかと勝ち切ってほしかったところで、重賞でハナ差及ばずの2着には終わってみれば残念でなりません。
社台グループオーナーズ公式サイトによるレース解説。
◆ルイドフィーネ
5月12日(水)浦和11R・しらさぎ賞(SⅢ)・距離1400m戦へ57kg町田騎手で出走しました。馬体重はプラス6kgの462kg、毛艶良く馬体に迫力を増し、歩様も力強く絶好の気配でした。単勝は34.7倍の8番人気。五分のスタートでしたが、先行勢が速く、中団からの競馬となりました。道中は中団の最内で脚を溜め、3~4コーナーの勝負処から少しずつ位置取りを上げていきました。直線でやや外目に持ち出すと、短い直線で鋭い脚を使って前に迫っていきました。先に抜け出した断然1番人気のダノンレジーナを懸命に追い詰め、町田騎手が大声で叫んだところがゴールでした。写真判定の結果、ハナ差届かずに2着に終わりました。走破タイムは1分27秒3(良馬場)。
町田騎手からは「差し切ったと思い、唸り声を上げてしまいました。すみません。2000mを使ったあとの1400mだったため、スタート後の行き脚がつかず、予定より後ろからの競馬になりました。前半の進みが悪かったのですが、途中から流れに乗ることができハミをしっかり取ってくれました。センスがある馬ですので、距離に関係なく、どんな競馬でもできる馬です」と、
内田調教師からは「前走の4着でA2からA1へ上がってしまったのが誤算でした。それでも57kgを背負ってダノンレジーナと互角の競馬ができたのは大きな収穫で、今後の目途が立ちました。4コーナーまでは内で脚をためて、直線外から追い込む。こういう競馬がずっとしたかったです。体も減らなくなって成長していますね。このあとの状態と相手しだいですが、次は7月8日川崎・スパーキングレディカップ(JpnIII)になるでしょう」とのコメントがありました。
内田調教師のコメント通り今後の目途が立ちました。この好走を受けて、いよいよ次は牝馬交流重賞に出走です。
牝馬交流重賞路線に乗って、勝てばもちろん、地方馬最先着でも繰り返してくれれば地方競馬の馬主冥利に尽きるというものです。
| 固定リンク
「一口馬主」カテゴリの記事
「ルイドフィーネ」カテゴリの記事
- ルイドフィーネ引退に思う(2022.11.20)
- ルイドフィーネ引退決定(2022.11.19)
- ルイドフィーネ敗戦引退へ(2022.11.17)
- 共有馬近況(2022.11.14)
- 共有馬近況(2022.11.09)