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アブルマドール復帰戦は着外

アブルマドール、札幌競馬第6R3歳未勝利戦ダート1700mに出走しました。

なかなか勝ちきれないまま1月から休養に入ったアブルマドール、フレグモーネに跛行と頓挫を繰り返し、ようやく5か月振りに復帰戦に出走。
気がつけば残り時間も少なくなってしまいました。
札幌競馬では芝の短距離馬のはずが、番組がないというのでダート1700に出走。出走放牧を繰り返すだけの厩舎での取り扱いにこのようなレース選択には疑問が募るばかりの調教師。まずは掲示板確保を目指して頑張るしかありません。

この日の馬体重は休養明けもあって前走比+14キロの484キロと大幅に馬体増で、グリーンチャンネル解説では成長分とのこと。
競馬ブックの予想は◎などそれなりに印がありますが本紙無印。人気は12.8倍の5番人気とまずまずの人気。

さてレース、アブルマドールはスタートで出遅れ、行き脚もなく正面では最後方でレースを進行。
向正面で一気に追い上げていき、3角前では縦長の集団の4番手まで上がっていきます。
4番手で4角を周り直線に入りますが、脚がなくなり追い上げもなく、最後に後続勢に交わされ6着に終わりました。

スタート出遅れ、向正面一気の捲り、最後の直線で脚がなくなって後続勢に飲まれて着外と何ともちぐはぐなレースでした。
元々スタートが上手い馬ではなかったと思いますが、距離が伸びたとはいえこれだけ出遅れては勝負になりません。
また距離が伸びたのに一気の捲りをみせて最後はガス欠と、鞍上の騎乗の酷さには着外の結果もあって怒り心頭です。

サンデー公式サイトによるレース解説。

◆アブルマドール
6月12日(土)札幌6R・ダート1700m戦に56kg横山和生騎手で出走して、勝ち馬から0秒9差の6着、馬体重は前走からプラス14kgの484kgでした。煽ったスタートで後方からのレースになりました。向正面でポジションを押し上げて勝負所では4番手につけましたが、長く脚を使ったぶん最後は苦しくなっています。
横山和生騎手は「距離が長いわけではないです。今日は力のある馬でもしんどいレースをさせてしまったので、最後は一杯になりました。ペースが遅いと気負う面と、馬込みで怯む面の両方があります。促すと反応が急でしたが、そこで抑えるとまた次に仕掛けるまでに時間がかかると考えて、そのまま行かせました。ブリンカーをつけていない追い切りのときに物見していましたが、器用に緩急に対応できていないので、ブリンカーをつけずに道中はフワフワさせておいてもいいかもしれません」、安田翔伍調教師は「この距離での脚の使いどころを覚えさせて、いい形でゴールを迎えられるようにしたいです。レース間隔的にも状態的にも出走可能であれば、連闘も含めて札幌開催の2週のうちにもう1走させたいと考えています」と話しています。

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