ウィルトス、函館競馬第11R函館記念芝2000mに出走しました。
前走昇級初戦のオープン戦福島民報杯を大差で勝ち、ようやく素質開花のウィルトス、凱旋門賞への登録で話題も集めて、重賞初出走。まずはどこまで通用するかに注目したいところ。何とか勝ち負け、掲示板は確保してほしいもの。
口取りはできないものの期待が集まるなかでの重賞初出走なので函館競馬場まで行って現地観戦したいところでしたが、仕事のため断念。仕事を終えて帰宅後にグリーンチャンネル観戦。
競馬ブックの予想は前走圧勝もあって◎など印の厚い本紙〇の高評価。これを受けて単勝6.1倍の3番人気。重賞でのこの数字は出資馬ではなかなかありません。
この日の馬体重は前走比‐6キロの470キロと馬体を絞って好馬体の雰囲気。
さてレース、ウィルトスはまずまずのスタートから先行争い後集団半ばに位置取り。
そのまま集団6番手あたりでレースを進めます。
3~4角を周り直線に入ったところで8号馬のトーセンスーリヤが抜け出しで勝負あり。後続勢が2番手争いで凌ぎをけずるなか、ウィルトスは伸びを欠き最終8着で入線しました。
残念ながら着順としては8着と掲示板を外しましたが、ハンデ戦らしい大集団の2着争いの末に2着とは0.1秒差とほとんど差のない8着で、重賞初出走としてはまずまずの結果だったように思います。
ここで着順を上位に伸ばせなかったのは鞍上の能力不足の感もあり、まずは次走に期待したいところです。
ラフィアン公式サイトによるレース後の関係者コメント。
◆ウィルトス
宮調教師「騎手は『最終追い切りで乗った時の感触同様、レースでも本来の反応ではなかったように思いますね。一度使ってからではないでしょうか』と言っていました。とはいっても、勝馬は別として2着以下の馬との差はほとんどありませんでしたし、やはりここにきて力をつけているのはたしかだと思います。この後は、一度、牧場へ戻します。そのうえで競馬後の状態をチェックして、また次の予定を検討したいと思います」
一応は凱旋門賞出走前提の重賞初出走で一度使ってからと鞍上はボケたコメントをしています。
競走馬自身、関係者にとって一戦一戦が大事なことなどわかっていないんでしょう。
まずは次走に期待するしかありません。