« 出資馬近況 | トップページ | ウインヒメユリ復帰戦出走 »

アブルマドール最後も完敗

アブルマドール、札幌競馬第2R3歳未勝利戦ダート1000mに出走しました。

6月の復帰戦から適性があるとも思えないダート1700mに出走し、出遅れ~猛追~ガス欠で脚が止まるというちぐはぐなレース内容で6着、5着、7着とぱっとしない成績のアブルマドール、最後のレースは中5週で短距離に戻してダート1000mに出走。芝で走らせたかったのですが、何とか最後に奇跡を起こしてほしいところ。

この日の馬体重は前走比-2キロの474キロと馬体を維持。
競馬ブックの予想はいくつか△のついた本紙△の評価。人気は全くなく単勝35.9倍の9番人気といくら何でもの人気薄。

レースはいつものように出遅れて集団最後方からのレースに。
向正面で早くも追い上げをみせますが集団にとりつくのがやっと。
3~4角を最内で周って直線に入りようやく徐々に伸びていきますが、先行集団にとりついたところで入線、最終6着で入線しました。

最後のレースでも着外に終わり一華咲かせることはできませんでした。
昨年9月の新馬戦では勝負は決まっていたものの追い上げての2着だったので、すぐに勝てるだろうと思っていましたが、終わってみればこれが最高成績。
1月から故障発症などあったものの、まさかの未勝利に終わってしまいました。

芝のレースでは大きく出遅れるようなこともなかったのですが、ダートに変わってからは出遅れの連発でレースになりませんでした。
うまくレースを運べば勝機はあったかもしれませんが、無理に追い上げて最後に脚がなくなって後続勢に交わされるというバタバタのレースばかりで本来の実力を発揮できませんでした。
デビューからの入厩出走放牧の繰り返し、この6月からのダート1700mでの出走、ちぐはぐなレース進行と安田祥厩舎の運用には全くあきれ果ててしまい不満一杯。事前の調教師の評判も悪かったのですが、ここまで酷いとは思いませんでした。
私自身一口100万円の最高出資額馬でしたが、あえなく未勝利引退は残念でなりません。

サンデー公式サイトによるレース解説。

◆アブルマドール
8月29日(日)札幌2R・ダート1000m戦に53kg▲小沢騎手で出走し、勝ち馬と0秒4差の6着、馬体重は前走からマイナス2kgの474kgでした。スタートで躓いたものの後方よりスムーズなレース運びができ、直線はまずまずの伸びを見せていますが、上位集団に加わったところがゴールでした。
小沢騎手は「横山和生騎手にこの馬のことを教えてもらっていました。道中はフワフワせずに走らせることができて、最後伸びてはいるのですが」、安田翔伍調教師は「終いを活かすレースをしてほしかったので、そのとおりに乗ってくれました。時計的にこれ以上速くなると厳しかったですが、距離にも対応はできました。力は出せたと思います」と話しています。
レース後に今後の進め方を検討した結果、本馬をこのまま引退させることにしました。レース条件の変更や脚質転換など初勝利を目指して手を打ってきましたが、未勝利戦で勝ち上がれませんでした。これから出走する場合は1勝クラスとなり、いま以上に相手が強くなると苦戦を強いられることが予想されます。そのため、3歳未勝利戦の番組の終了を機に、現役続行を断念いたしました。出資会員の皆様には、未勝利のまま引退となってしまったことをお詫び申しあげるとともに、何卒ご了承賜りますようお願い申しあげます。
なお、このあと本馬を9月2日(木)に開催される「サラブレッドオークション」(主催:サラブレッドオークション事務局)に上場して、地方競馬へ売却する予定です。後日「ご出資馬の運用終了に関するご案内」を郵便にてお送りいたします。

|

« 出資馬近況 | トップページ | ウインヒメユリ復帰戦出走 »

一口馬主」カテゴリの記事

アブルマドール」カテゴリの記事