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牧場見学1日目

1泊2日で北海道牧場見学に行って来ました。

毎年牧場見学に行っていますが、社台グループでは今年になってコロナ禍のため牧場見学を中止。
このまま再開されないかとも思いましたが、感染者数が急減したので再開されるのを見込んで、雪が降るギリギリのこの時期に飛行機便を予約していました。
牧場見学が再開されなければ普通の観光でもいいかと思っていたのですが、予想通りに牧場見学は再開。あとは無事に牧場見学の予約がとれるかが肝心なところでしたが、人気のない社台ファームと追分リリーバレーの見学だったのであっさり確定することができました。
既に牧場見学を受け入れているラフィアンのビッグレッドファームの予約も申し込んで、牧場見学へ。

いつもは朝の早い便で行くのですが、この日は午後1時半到着便でゆったりと新千歳空港に到着。
数日前からの寒波で札幌でも積雪と聞いていましたが、空港周辺でもうっすらと雪が積もっていました。
空港でレンタカーを借りたのですが、夏場と違ってお客が少ないために時間がかかってしまい、時間に余裕があったはずがあわてて社台ファームへ。

空港からバイパスに乗ると周囲は真っ白で、道路も雪の状態。周りの車に合わせて走りましたが、ほぼ未体験の雪道走行でひやひやの状態。
そのうえ気がつくとカーナビが道路の延伸部分に対応しておらず、どこを走っているのかわからない状態で、周囲の車もいなくなり、さすがに心配になってきたところでバイパスが終わり一般道へ降り、どこにいるのかもようやくわかって目的地の社台ファームへ。
ところがナビで社台ファームに到着したのはいいのですが、周りはかなりの積雪、阪神間に住んでいる私にとっては大雪状態で、事務所がどこにあるのかさっぱりわかりません。何度か道路を行き来してようやく事務所を見つけて到着。
既に予約時間をはるかに過ぎていましたが無事に見学対応してくれました。

社台ファームでは今年出資のザレマの20と初対面。
皮膚病跡で痛々しい外観でしたが、まず立派な馬体に驚かされました。
馬体重は500キロ超とのことでしたが、馬格は大きく、お尻周りも立派でそれ以上に感じました。
近況通り坂路2本の調教をこなしており、太め感はありませんでした。
スタッフの話によれば荒いとのことで、気性、体力とも旺盛のようです。マインドユアビスケッツ産駒全般に見られるようで、競馬に活かせるように期待したいところです。
馬体の成長、調教ともに順調のようでまずは安心しました。

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続いて追分リリーバレーへ。時間が押してさらに大遅刻でしたが見学対応してくれて、今年購入のミラグレの20と初対面。
大きなザレマの20の後に見たせいもあって、まずは小さいなあの印象。
馬高自体が低く、小柄なだけでトモ辺りは薄くなかったので体格自体は問題ないように思いました。
こちらも坂路1本の調教をこなしており、調教は順調のようでした。
ルイドフィーネでお世話になっていることを伝えると、先日のJBCは残念でしたと内田調教師の話も聞かせてもらえました。
なおホームページで度々牧場見学の注意があるのですが、この日も見学に際しての注意喚起がありました。事前に注意事項を読んでいない見学者が多いようです。

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これでこの日の牧場見学は終了。
ここで時刻は午後4時頃でしたが、驚いたことに陽が沈みかけ周囲は暗くなりかけていました。雪のことばかり気にしていましたが、緯度の高い北海道では日没が早くこの時期は午後4時過ぎには陽が沈んでしまうようです。
追分から宿泊地の札幌に向かいましたが、すぐに辺りは真っ暗になり、一路高速道路を飛ばして札幌市内へ。札幌は雪の予報でしたが、雨のため何とか無事に到着することができました。
久し振りに札幌市内のホテルに泊まって、近くのジンギスカンの店で夕食をとって牧場見学1日目は終了です。

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