昨日のルイドフィーネの出走で今年の出資・共有馬の出走は終了しました。
年末恒例の一年間の出資・共有馬の成績回顧です。
◆全馬出走成績 (出走数、1着-2着-3着-4着-5着-着外、獲得賞金)
全成績 47走 4-3-0-6-2-32 1億331万円
◆各馬出走成績(出走数、1着-2着-3着-4着-5着-着外、獲得賞金)
ウィルトス 7走 2-1-0-1-0-3 7,820万円
トゥールドマジ 11走 1-0-0-0-0-10 760万円
アーモロート 2走 0-0-0-1-0-1 110万円
レースアルカーナ 7走 0-0-0-0-1-6 51万円
アブルマドール 5走 0-0-0-0-1-4 51万円
ヴォルゴグラード 2走 0-1-0-0-0-1 280万円
(中央所属馬計 34走 3-2-0-2-2-25 9,072万円)
ルイドフィーネ 7走 1-1-0-2-0-3 1,200万円
ウインヒメユリ 5走 0-0-0-1-0-4 15万円
ウインアイリーン 1走 0-0-0-1-0-0 44万円
(地方所属馬計 13走 1-1-0-4-0-7 1,259万円)
終わってみればウィルトス1頭だけが活躍した一年でした。
地方共有馬のルイドフィーネも頑張りましたが大活躍とは言えず、トゥールドマジがまさかの勝ち星をあげたくらいで、その他の馬は壊滅的な成績。
中央競馬・地方競馬あわせて4勝は勝ち星としてはあまり多くはありませんが、中央競馬オープン勝ちなど中身の濃いもので、獲得賞金も昨年に続いて1億円を突破しました。その大半をウィルトスが稼いだことになります。
個別にみると、あらためて5歳馬のウィルトスが3勝クラス、オープン勝ちと2勝、札幌記念、アルゼンチン共和国杯とGII重賞でも入着と大活躍しました。
元々相手なりに走る馬でしたが、古馬になり強い相手でもそれなりに走って安定した成績を残しました。
4歳馬では、トゥールドマジは2月末のレースで最下位となり引退かと思いましたが、美浦の鈴木厩舎に転厩、4月のレースで復活の兆しをみせると次のレースでまさかの2勝目を上げることができました。
ただし、以後はさすがに敷居が高かったようで惨敗続きであっさり引退してしまいました。
繁殖にあがったので出資馬として4世代勝利を期待したいところです。
アーモロートは2月に2走しただけで故障のため長期休養、この12月にようやく帰厩しただけに終わってしまいました。
まだまだ底を見せていないのですが、走らないことには話になりません。
3歳馬ではレースアルカーナがとんでもなく弱くはないのですが、入着するのがやっとの実力不足で未勝利引退。
おそらく最後のマイネソーサリス産駒の出資馬になるはずで残念でした。
サンデー高額馬のアブルマドールも入着するのがやっとの実力不足で未勝利引退。
一口100万円の高額馬で、新馬戦2着で期待していただけにまさかの結果に終わってしまいました。
2歳馬ではヴォルゴグラードが7月デビューのはずが馬運車で暴れて故障回避。
ようやく11月にデビューし、離されたものの2着となり期待していたのですが、今更ながらゲート難で今後が心配なところです。
地方馬ではルイドフィーネがSIIIのきさらぎ賞でハナ差の2着、牡馬相手のオープン戦で勝利とまずまずの成績を残し、JBCレディスクラシックに出走しました。
古馬となって頭打ちになる牝馬が多いなかでそれなりに頑張っていますが、期待していたローカル重賞勝ち負け、牝馬限定交流重賞出走には少し及ばないのでもどかしいところです。
ウインの地方ファンド馬の2頭はいずれも期待外れ。
ウインヒメユリは元々馬体が乏しく昨年何とかデビューして1勝しましたが、今年は半年以上休養しても馬体に成長がなく、仕方なく復帰しても凡走続き。入着もできないようでは引退もやむなしです。
地方では高額馬のウインアイリーンもデビューが遅れて12月末にデビューするのがやっとでした。
ウインヒメユリよりはマシなようですが、地方馬でこれだけ身体が弱くて出走すらできないようでは話になりません。
コロナ禍で競馬場にはまともに行けないままの状態ですが、ウィルトスの活躍で何とか楽しめた一年でした。