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社台グループ牧場見学ツアー

社台グループの牧場見学ツアーが3年振りに開催され参加してきました。

従来は1泊2日と日帰りにより2週開催される牧場見学ツアー、コロナ禍でこの2年間中止となり、今年もどうなるのか注目されていましたが、日帰りのみで2週4回開催される運びに。
私はいつも1泊2日で参加していたので勝手がわかりませんでしたが、例年は日帰りツアーで実施されない周回展示が今回は実施されることに。また、開始時間が早まり前泊必至となりました。
このためいつもは即満杯となる参加者も完売には程遠く1日300人足らずの参加者に。日帰りしか参加できない会員はどうしようもなく、バーベキューにパーティと宿泊ツアーが楽しみの会員も多いのでしょう。

さて前日北海道入りし千歳駅前のホテルに宿泊して、この日は朝7時過ぎに新千歳空港に集合してツアー開始。
朝から雨模様でしたが、小雨から本降りとなり雨の中での見学となりました。

ノーザンファームYearling遠浅でのサンデー募集牝馬から見学は始まりました。
勉強もかねて周回展示は全て見るようにしていますが、関東募集馬、予算を超える馬には正直なところ出資意欲がわきようがません。
個別では、関東募集馬では元出資馬産駒の119ジューヌエコールの21だけ見ていました。初仔が気になるところですが、馬体はそれほど小さくはなく許容範囲かと思います。

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いつもは熱心に見る関西募集馬でも募集価格が高い馬ばかりで、マトリョーシカの近親で安い181ヴィンテージドールの21くらいが気になりました。
なお、この時間帯はかなり時間が足りず見たい馬も見れない状態でした。

続いて白老ファームYearlingで各クラブ募集馬の見学。
G1募集馬も多くあまり出資意欲がない馬ばかりで、地方オーナーズの募集馬でマインドユアビスケッツ産駒の325サンレガーロの21が気になりました。

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次にノーザンファームYearling空港でのサンデー牡馬の見学。
募集価格が高くて手の届かない馬ばかりで完全にお勉強モード。どの馬も良血に加えて好馬体の馬ばかりでした。
そんななかでも170ローザブランカの21が気になりましたが、スタニングローズの活躍により高人気で出資できないでしょう。

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地方募集馬の321アイムユアドリームの21の出来が良いとのことで、この時期とは思えない立派な馬体でした。

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昼御飯はノーザンホースパークでいつものお弁当。今回はビール等の飲料やフルーツ類の提供もなくコロナ対策で仕方ないのですが一般サービスとしては格落ちでした。

午後からはまず追分ファームでG1募集馬の見学。
毎度ながらG1で出資する気がないと全く退屈な時間帯で、地方募集馬の324アスペンアベニューの21だけ見ていました。父リアルスティールにこの母系でダート適性が心配ですが、馬体自体は良いように見えました。

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最後に場所を移しながら社台ファームで社台募集馬の見学。
カタログでは小さ目の馬体で冬毛などあまり見た目が良くなかった馬ばかりでしたが、成長したのか好馬体の馬が多かったように思います。
私は専ら地方募集馬ばかり見ていましたが、ここでも好馬体の印象の馬が多く、いつもならやはり地方馬かと思うのですが、今年はそんなことがないようで、人気も分かれそうです。
お目当てのパイロ牝馬の303デザートオブムーンの21はカタログでは小さいかと思いましたがまずまずの馬体に思えました。
元出資馬の309クリスマスキャロルの21、308フライングバルーンの21も安い割にはいいように見えました。

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午後の追分ファームの見学時には雨が止んだものの終日雨降りで、カタログや資料を広げたり写真を撮るのも苦労するなど見学にはほぼ最悪の1日でした。
何年か前に土砂振りのなかで見学したこともあるので本格的なレインコートに靴を用意していたものの、修行のような見学だったように思います。
とりあえず馬見などできないのですが、これから票読みもしながら本格的に出資馬の検討です。

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