2022年ラフィアン成績回顧
年末恒例のラフィアンの今年の成績回顧です。
今年のラフィアンの勝利数は、中央競馬53勝、地方競馬1勝の合計54勝でした。
地方転籍馬の地方競馬での勝ち星が13勝ありますがここでは無視します。
気がつけば地方競馬に移籍した馬が結構いますが、アストリアのように上位クラスで勝ち負けしていればいいのですが、フラップなどは4月以降だけで下級クラスで19戦4勝と走っているのは何のために移籍したのかさっぱりわかりません。
中央競馬馬主ランキングでは、勝ち星で9位、獲得賞金で8位。
勝ち星は40勝台から50勝台に復帰し、ランキングも少しマシになりました。
世代ごとに成績をみると、2歳馬は12頭勝ち上がり、2勝した馬がいないのでそのまま12勝でした。
昨年一昨年とこのところ2歳馬の勝ち上がり頭数が4頭だったので大躍進です。2歳戦のラフィアン復活と快哉をあげる会員もいるようですが、近年が酷すぎただけで、全盛期には募集頭数が今の倍程度だったとはいえ20頭以上勝ち上がることが普通で、2006年には27頭勝ち上がり、2歳だけで33勝もしていたので驚くような数字ではありません。
3歳馬は26勝、昨年の21勝から増加しました。
3歳世代の勝ち上がり頭数は2歳時4頭、3歳時14頭の合計18頭。
募集馬43頭中の勝ち上がり率は41.9%と40%台に復活しました。ただ頭数自体は以前の世代とそれほど変わりないので、募集頭数を絞って走らない馬を募集しなくなっただけのことです。
活躍馬はいませんが、1勝・2勝クラスの勝ち星が12勝と大きく増加し、勝ち上がった馬がそれなりに成績を残しました。
4歳馬は10勝、ほとんど1勝クラスで活躍馬はいません。
5歳以上の成績は酷く、5歳馬で1勝・2勝クラスで4勝、6歳で1勝クラスで1勝、9歳で障害オープンで1勝とわずか6勝しかしていません。
目立つ結果を残した馬はいませんが、7歳馬のファンロンがアメリカJCC2着、宝塚記念5着、6歳馬のウィルトスが目黒記念2着、函館記念2着など重賞戦線で勝てないまでも活躍しています。
募集頭数が40頭台と以前に比べて半減したなかで勝ち星と賞金をほぼ維持できたというのは、クラブ全体の成績としてはまずまずの結果だったと言えるのではないかと思います。ただし、2歳・3歳馬で活躍馬がいないので、こんな地味な成績のクラブに関心のある人がどれだけいるのかといったところでしょうか。
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