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新潟記念事前情報

【新潟記念】勝てばサマー2000シリーズ優勝! マイネルウィルトスが勝負の叩き2戦目(サンスポから)

夏競馬も今週でフィナーレ。新潟メインではサマー2000シリーズの最終戦、新潟記念が行われる。勝てばシリーズ優勝となるのがマイネルウィルトスだ。脚部不安による長期休養明けだった前走の函館記念で4着と地力を証明。叩かれた上積みも大きく、スクリーンヒーロー産駒が重賞初制覇へ向けて、いざ出陣する。

脚部不安を乗り越えた今、何としても勲章を手に入れたい。函館記念4着から挑むマイネルウィルトスが初の重賞タイトル獲得へ。全休日明けとなった29日、蒸し暑さが増す栗東トレセンで宮調教師が涼しげな表情で切り出した。
「順調にきているよ。休み明けだった前回も仕上がってはいたけど、状態は変わらずいい。中身もしっかりしてきたね」

前走後はビッグレッドファーム真歌(北海道新ひだか町)での放牧を経て、9日に栗東へ帰厩。坂路を中心に順調にメニューを消化してきた。27日の日曜追いでは単走で4ハロン52秒0─12秒4を馬なりでマーク。「サッとやったけど、いい感じで走れていたし、動きは良かったですね。次はいいんじゃないかと思う」と渡井厩務員も納得の仕上がりに目を細める。長距離輸送の疲れもなく、体調面の心配は無用だ。

昨年は目黒記念に続いて函館記念でも2着となり、秋の飛躍が期待されたなか、右ひざ裏に繋靭帯炎が判明。長期休養を余儀なくされた。それでも陣営の懸命な治療のかいもあって、ターフへと舞い戻ってきた。その前走はスタートがひと息で最後方から。それでも勝負どころから上がっていき、メンバー最速の上がり3ハロン35秒5の末脚で4着と地力を示した。「悪くなかったね。1年ぶりとしては上等の走りだった。今は脚元も大丈夫だし、気にせずに調整ができている」と指揮官は大きくうなずく。

今回は、勝てばサマー2000シリーズ制覇となる大事な一戦。宮調教師が「力をつけているし、思っている以上に走ってくれているからね。コースも問わない」と言えば、「新潟2000メートルはいいと思います。良馬場でもやれますが、馬場が悪くなればさらにいいですね。期待しています」と渡井厩務員も楽しみにする。

新潟芝2000メートルは一昨年4月に不良馬場の福島民報杯(L)で大差勝ちした縁起のいい舞台。マイネルウィルトスが、盤石の態勢で越後へと向かう。

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