2024年ラフィアン成績回顧
自称ラフィアン評論家による年末恒例の今年のラフィアン成績回顧です。
今年のラフィアンの勝利数は、中央競馬29勝、地方競馬2勝の合計31勝でした。
地方転籍馬の地方競馬の勝ち星が24勝ありますがここでは無視します。
中央競馬での勝ち星はとうとう30勝台を割って20勝台に終わりました。この20勝台は1990年13勝以来の低成績です。
中央競馬馬主ランキングでは、勝ち星で18位、獲得賞金で17位。ともに大きく下がりました。驚いたことにビッグレッドファームの馬主成績を下回ってしまいました。
世代ごとに成績をみると、2歳馬はわずか3頭が勝ち上がっただけで、チケットが重賞で3着、2着と活躍しましたが、2勝した馬もおらず、まれに見る酷い成績に終わりました。
3歳馬は前年の18勝から13勝と減り、ティグレが1勝C、2勝Cと2勝したくらいで活躍馬はいません。
3歳世代の勝ち上がり頭数は2歳時7頭、3歳時7頭の合計14頭。募集馬45頭中の勝ち上がり率は31.1%と何とか30%台に止まるのがやっとでした。
4歳馬は10勝で昨年より増えました。メモリー、エンペラーなど5頭が3勝Cを勝ってオープン入りしました。これだけ古馬がまとまってオープン馬となるのは珍しいことです
5歳以上は、5歳馬2勝、6歳馬2勝、7歳馬1勝であわせて5勝。6歳馬のグロンが障害の阪神スプリングジャンプを勝ちました。
4歳馬5頭オープン入りとこの世代だけ頑張りましたが、その他の世代は勝ち星が大きく減少、全体で30勝台を割り込む歴史的な低成績に終わりました。
募集頭数が40頭台と以前の半分程まで減り、総数での成績悪化は当然のことながら、特に活躍馬もおらず、2歳馬と3歳馬の現状から来年の向上も望み薄で、さらに低迷の一途のクラブになってしまいました。
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