クリスマスキャロル、京都競馬第11Rエリザベス女王杯(GI)に出走しました。
クリスマスキャロルは昨年までの走っては休むという弱い体質から一転し、この春は好調で1000万円特別戦を勝ち、さらに重賞のマーメイドSで2着となり、堂々のオープン入り。
この秋は晴れて古馬牝馬の重賞路線を歩むことになり、府中牝馬Sを経て、牝馬最高峰レースのエリザベス女王杯に出走することになりました。
今年の牝馬三冠馬をはじめGI牝馬がほとんど出走しないという正直なところ面子の薄いGIレースとなり、得意の京都競馬場、長距離レースということであわよくば掲示板入りを目指したいところ。
私にとっては昨年のソルシエールのオークス、秋華賞に続く3回目のGIレース出走ということで、もちろん現地観戦に。
朝から雨の京都競馬場、私が競馬場に到着したレース前の頃には土砂降りで、芝コースは不良ではないかという重馬場、これがレースにどう影響するか。
パドックのクリスマスキャロル、馬体重は前走比+2キロの446キロで、前走同様好馬体の印象。
競馬ブックの予想では△が2つある予想で、一部には穴狙いの評価に。しかし、人気は全くなく単勝66.6倍の13番人気。
さてレース、近走スタート出遅れ気味のクリスマスキャロルですが、この日はスタートを決めて先行争いから集団5,6番手の好位置につけてレース進行。
好位置のまま向正面を通過、3角手前からエリンコートが外から一気に上がりレースが動き出します。
3~4角から直線に入ったクリスマスキャロル、好位置も上位争いに絡めずじりじりと後退し、最終的には13着と惨敗に終わってしまいました。
あわよくば掲示板、悪くとも8着入着はと期待していましたが、残念ながら惨敗に終わってしまいました。
レース後のクラブスタッフ氏との話では、石坂調教師は春の好調を経て、好馬体を維持していることからかなり本気モードだったようですが、やはり面子は薄くとも牝馬最高峰のレースだけに家賃が高かったようです。
次走はハンデ戦の愛知杯出走の予定なので、マーメイドS同様に軽ハンデを活かして好走を期待したいものです。
なお観戦では、土砂振りだったので写真を撮るのに苦労しました。
さらにパドックでは甘くみていて到着時には既に人だかりで、何とか前の列を確保しましたが、傘が邪魔になり、国際GIでパドック内の関係者はどうしようもなく…
逆にレースでは知人のおかげできちんとゴール前スタンドから観戦できました。
さすがに最新デジタル一眼レフカメラで、下手くそでもこのくらい撮れました。
最後に社台公式サイトによる詳しいレース解説です。
◆クリスマスキャロル
11/11(日)京都11R・エリザベス女王杯(GⅠ・芝2200m)に秋山騎手で出走、馬体重は前走から+2の446㎏でした。問題なくスタートを切ると、ポジションを取りに押していき、道中は好位グループのうしろを追走しました。3~4コーナーの残り600mあたりから徐々に仕掛けて最後の直線を迎えましたが、直線では上位争いに加わることができず、勝ち馬と1.6秒差の13着で入線しています。ジョッキーは「今日はゲートも五分に出てくれましたし、良いポジションで思っていた通りの競馬ができました。また、今日のような水分を含んだ重たい馬場も気することなく追走できました。ただ、G1の舞台だけあって、やはり力の差はありましたね」とコメントしており、また石坂調教師は「今日はメンバーも強く、勝ち負けには至りませんでしたが、競馬の内容には満足しています。今後は馬の状態をみながら12/15(土)中京・愛知杯(GⅢ・芝2000m・牝馬限定・ハンデ)に向けて調整していきたいと思います」と話していました。