ベストワークス、札幌競馬第4Rダート1700mに出走しました。
残り時間もわずかとなり、一戦一戦が崖っぷちのベストワークス、思い切って札幌競馬に輸送しての前走では3着に終わり、中1週で勝ちあがりにかけます。
私は夏恒例の牧場見学と日程があい、札幌競馬で現地観戦。
条件は違うものの母親が勝って口取りができた札幌競馬場だけに何とか勝ってほしいところ。
パドックのベストワークス、馬体重は前走比-2キロの456キロ。
前々走の中京競馬では力強い歩様で良い雰囲気での周回でしたが、この日は歩様、馬体の張りともいまいちの感。
9号馬が単勝1.9倍の一本被りの人気。ベストワークスもスポーツ新聞等では印の厚い対抗など好評価で、単勝6.6倍の3番人気。
レース前、パドックで暴れて先に本馬場入りした6号馬が放馬し、しかも元気良く何度もコースを周回し、いつレースが始まるのかというなか、それほど遅れることもなくレースが開始。
場内は笑いにつつまれていましたが、勝ちあがりにかけた未勝利馬にとっては笑えない状況。
さてレース、ベストワークスはゆったりしたスタートから行き脚がなく、後方2番手につけます。
そのままの位置取りでレース進行、向正面を通過。
3~4角を周って直線に入り、やや追い上げますが、先行勢に全く及ばず、逆に最後方から一気に追い上げて優勝した2号馬から1.3秒差離された8着に終わりました。
勝ち上がりをかけた肝心なところで、スタート後の行き脚を欠き、最後の追い込みもなく、着外に終わってしまいました。
実績上位のレース、勝つことはできなくとも、掲示板を外すことはないだろうと思っていましたが、最悪の結果に。
残念ながら限定未勝利戦への出走ができず、これで最後のレースになるものと思われます。
サンデー公式サイトによるレース解説。
◆ベストワークス
8/27(土)札幌4R・ダート1700m戦に池添騎手で出走し、勝ち馬から1.3秒差の8着、馬体重は456kg(-2)でした。なお、このレースは1頭が競走除外となり、12頭立てとなっています。のスタートからダッシュがつかず後方4番手からのレースとなりました。勝負所で位置取りを上げて、中団の位置でコーナーをまわり直線へ向かいましたが、ピリッとした脚を使えませんでした。池添騎手からは「向正面で前走ほどハミを取ってくれなかったので、3コーナーから仕掛けていきました。直線はジリジリとしか伸びませんでした。レース後の息の入り方はいまいちだったので、馬体はもう少し絞れていた方がよかったのかもしれません。」とコメントしています。
本馬は4回阪神開催の限定未勝利戦(通算5走以内もしくは前走5着以内の馬が1回に限り出走できる3歳未勝利戦)の出走資格を有さないことから、今後の進め方を協議します。
最後のレースを現地観戦できたのは幸いだったのでしょうか。
馬場入り時の放馬トラブルで、なかなか本馬場入りできず、目の前でじっくり見て、写真も撮影することもできました。その時点で嫌な予感もしていたのですが…