ソーサリス、本日行われた東京競馬第11R白富士Sに出走しました。
前走愛知杯で敗退後、予定のニューイヤーSは除外となって、間が空いてしまったソーサリス、小倉大賞典が目標といいながら、除外可能性が高いとあっさり見切って予備の白富士Sだけに登録し、結局は小倉大賞典は出走できていたと、何ともチグハグな陣営。
そうこうするうちにソーサリス自身がすっかり落ち着いてきて、もはや母親モードとのことで、クラブ公式サイトでは引退レースの予告。
何とか引退勧告を跳ね返す好走を期待し、また、これまでずっと応援してきただけに最後のレースとなれば現地で応援と、私は急遽東京競馬場まで観戦に。
東京競馬場に入ると2月とは思えない暖かさ。
雲一つない快晴で、何と富士山の姿がくっきりと見え、さすがは白富士S開催日と思ったのは私だけではないはず。
その白富士S、競馬ブックの予想ではソーサリスは全くの無印。
人気は上位5頭に集中、ソーサリスはパドック周回開始の頃は単勝人気30倍だったのが、どんどん下がって96.6倍の9番人気に。
さて、パドックのソーサリス、馬体重は前走変わらず。しかし、トモのあたりなどすっかり緩んだ感。見た目はさらに落ち着いたというか、静か過ぎる感で、以前のような血走ったような目も全くなし。
いよいよレース、そろったスタートでしたが、ソーサリス控えて、最後方に位置取り。
レースは8号馬が先行、独走状態に。向正面もそのままの位置取りで進行。
3~4角へ入って、各馬ペースアップし、先行馬との差はなくなります。
ソーサリスも大外からペースを上げ、数頭交わしますが、これまで。
人気通り、上位勢とは大きく引き離されての9着に終わりました。
この秋からの復帰後全く同じような、「先行できず、後方でレースを展開、最後に少し交わすだけ」というレースでした。
クラブの引退予告コメントでもありませんが、無理せず周っただけの感じがします。
残念ながら、これで予告通り引退となるでしょう。
東京競馬場を後にして、駅に向かうと、クラブスタッフのO氏とばったり。
率直にソーサリスの今後を尋ねると、予定通り、今日のレースで引退決定、繁殖入りとのことでした。
最後のレースの使い方には大いに不満も残りますが、ソーサリス自身の昨今の調子では致し方ないところでしょうか。
私にとって初めて重賞制覇という大きなプレゼントをもたらしてくれたソーサリスの引退には思うところも沢山ありますが、それはまたの機会に…