ルイドフィーネが出走するしらさぎ賞を観戦するために浦和競馬場に行って来ました。
浦和競馬場は南関東競馬4場のうち最後の未踏競馬場、いつか機会があればと思っていましたが、ナイター開催ではないので平日まる一日休んで行くには敷居が高く、共有馬が大きなレースに出走した時にでもと考えていました。
そのようなところ、ルイドフィーネが一昨年桜花賞、さらに昨年しらさぎ賞に出走しましたが、コロナ禍のため観戦は断念していました。
入場制限がさらに厳しくなった時期に比べると大したことはなかったので見に行けばと後悔していたところ、休養明けから昨年に続いてしらさぎ賞に出走することになり、これは見に行かねばと思い、仕事の都合をつけてようやく観戦の運び。
埼玉県自体特に目的もないので足を運んだことがなかったのですが、東京駅から快速電車でわずか40分程で最寄り駅の南浦和駅に到着。
駅に降り立つと特に大きな建物もない住宅街の駅。駅前すぐに競馬場行のファンバス乗り場があってバスに乗車。
比較的大きな一戸建てばかりの住宅街の細い道を走ってわずか5分、住宅街のなかから突然競馬場が現れました。
地元の園田競馬場も住宅街にあるのですが、競馬場付近の交通のため道路が拡張されており、競馬場正面もそれらしいのですが、この浦和競馬場はいきなり住宅街に隣接して立地しておりびっくり。開催日数が少ないとはいえ、よくこんな立地で競馬場が存続していたものだと驚きました。
競馬場正面はバスターミナルがあるくらいで、正面門を通って入場。
立地にも驚きましたが、入場して場内が狭いことにさらにびっくり。入って右手にパドック、左手に飲食店舗があるだけで大きな広場のようなものもなく、観客スタンドが目の前。
観客スタンドは建て直したのか真新しい綺麗な建物で、1階受付で出走馬主であることを伝えると4階の出走馬主室を案内されました。
エレベータで4階に上がると川崎競馬場のような貴賓室エリアのようで、奥に馬主席と役員席があり、何故か記者席が間にあり、手前が出走馬主席となっていました。
室内も川崎競馬場の馬主席と同様に応接セットに観覧席となっており、せいぜい10名程しか座れない小さなスペースでした。
事前に調べていたところでは、他場馬主は別スタンドの特別観覧席を案内されるとあったので、限定席なのかもしれません。
競馬場限定のお菓子にお茶まで出してもらい本格的な馬主待遇に感激してしまいました。
既にレースは中盤を迎えていましたが、ここから場内巡りをしました。
狭い競馬場なのであっという間に見て周りましたが、新スタンドはもちろん旧スタンドも随分と綺麗な建物と座席などの設備で、JBC開催時に相当改修したものと思われます。
私の知っている限りの地方競馬場は昔は観客が入ったのでそれなりに広く、どこも老朽化したスタンドに観客席で、経営が苦しくなっても手を加えられず古くて汚い空間がどこかしこにあるものなのですが、この浦和競馬場の外観は総じて小綺麗な場内でした。
さて、場内巡りを終えて馬主席に戻ると顔馴染みのルイドフィーネの馬主さんがおり、しらさぎ賞の事前予想。やはり鞍上が相当の不安材料のようで、ロクに勝っていないところか、浦和競馬ではロクに乗っていないそうで騎手起用に大疑問。
しらさぎ賞パドックには馬主エリア(ただのパドックの端ですが)に下りるとやはり顔馴染みの馬主さんが集まっており、レースも観戦しました。
レース自体は案の定というか5着と残念な結果に終わってしまい、レースを終えて早々に退場。
この日はほとんど馬主席にいたので競馬場グルメなど場内を堪能という訳にもいかなかったのですが、初めての浦和競馬観戦を終えました。